2015年2月4日水曜日

アギーレ監督 ( Aguirre director of football was fired. )

面白い本を読んでいる。「ジャパン」はなぜ負けるのか。(経済学が解明するサッカーの不条理)という副題がついている本だ。サッカーで起こる全てのことを統計という手法で解明しようとする本だ。

例えばPK戦について、PKで負けた監督は「あのPKさえなければ我がチームは勝利していた。」と言い、勝ったチームの監督は「PKがあってもなくても我がチームの勝利は不動の物だ。」と言う。その不条理について統計の手法で解明すると・・・。(過去の何千試合を、ホームチームのPKなしに勝った確率と、ホームチームがPKによって勝った確率を比較する方法であった。)PKによって勝つ確率は、PKのなかった場合の勝つ確率と差がないことが分かった・・・・。とかブラジル人の選手の活躍を統計的に分析すると、作者の言葉で表現すると「フランス人シェフとチベット人僧侶のように、ブラジルという響きが、個人の能力とは関係なく天職であるように響く。」と表現し、選手としての活躍を否定している。またブラジル人監督は全く成績が不振であることも、また現役時代に中盤の選手が監督になった場合が成功することが多く、バックやキーパー出身の名監督は現れていないことも統計的には証明されているのだという。

そんな本を読んでいる時に「アギーレ監督更迭」の報に触れた。私の、その本を読み終えた読後主張を聞いていただけたら「ジャパン」の後任監督は「西ヨーロッパ」の国「ドイツ」「フランス」「イタリア」「オランダ」のサッカー経験のある監督を呼んだら良いと思う。な~んてサッカー音痴の意見ですが・・・。

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