2015年2月18日水曜日

宇宙メダカ ( I have been breeding the killifish. )

前回向井千秋さんのことを記事にしたのだが、向井さんと言えば「宇宙メダカ」の実験が有名なのではないだろうか??また私は今、メダカを趣味で飼育しているのだが、そのメダカの飼育とも少し縁があるのだ。

向井さんが宇宙で行った「宇宙メダカ」の実験とはこんな事らしい。向井千秋さんとともに、4匹のメダカが15日間宇宙飛行し、脊椎動物として初めて、宇宙で産卵を行った。産卵された卵は正常に発生し、宇宙飛行中にメダカの幼魚がふ化した。実験に使われたメダカは、微小重力下でも普通に泳ぐ、微小重力に強いメダカの系統が使われた。つまり周囲の景色により姿勢を制御できる視力が良く環境の変化に対する適応能力に優れているメダカが選ばれたのだった。この実験では、宇宙でメダカが産卵行動をとることができるかを調べ、産卵された卵は正常に発生できるかどうかを調べた。そして43個の卵が確認され、8匹がふ化した。文字どおり“宇宙メダカ”が誕生したのだった。
地上に戻ってきた親メダカは4匹は、浮き袋の使い方を忘れてしまっていた。重力のほとんど無い宇宙では浮き袋を使う必要が無かったためだ。宇宙では尾びれを使うことも少なかったようで、主に胸びれを使って泳いでいたらしい。このため地上ではしばらくの間滑稽な動きが続いたが、赤ちゃんメダカは地上でも正常に泳いた。地上に戻って4日目には、親メダカも正常に泳げるようになり、1週間後には産卵を開始し、以後も毎日産卵を続け、ふ化した稚魚は、その後も成長している。

何時のことだったか?新聞に「宇宙メダカ」を殖やして、六本木ヒルズの「毛利池」に放流する計画があることを知り、申し込んだのだが選に漏れた。往生際の悪い私はそれでも何とかして「宇宙メダカ」を手に入れようとして、いろいろな伝を使ったのだが、その時に、メダカには色々な種類のメダカがいる事を知った。それから私は「宇宙メダカ」は諦め、色々な種類のメダカを飼育することになった。「宇宙メダカ」は私のメダカ飼育の機会を与えてくれたのだった。

2 件のコメント:

  1. 宇宙メダカはダメだったのですカ。メダカとダメカですね。ふふっ

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  2. メダカがダメだった。・・・成る程、早く気付けば洒落たブログになったのに・・・・!!

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