2016年8月3日水曜日

ささげ( The Japanese make the rice with red beans. )

「ささげ」と言ってもしらない人のほうが多いのではないだろうか??私も一昨年までは知らなかった。

以前、家人の母親が「16豆」というお豆作っていて、いただいたこともあった。「16豆」というのは読んで字の如く「鞘に16個の豆が入っている」長~い豆の種類だ。この豆を収穫しないでずっと置いておくと、中の豆が熟して赤くなり「小豆」とそっくりな豆になる。その豆のことを「ささげ」というのだ。

関東地方では、祝い事で赤飯を炊く時には「小豆」を使わずに「ささげ」を使うしきたりがあるらしい。ささげは、語源が・・・「神様に・奉げ・る物」の意味があり、「小豆」は煮ると、豆の胴体部分中央で割け、腹が割れることから、切腹を連想することを忌み嫌い、祝い事のお赤飯には使用しないのが通例になっているらしい。
 食べてみると、よく似た感じだけど「小豆」の方が軟らかい感じがする。

先日、ある店で「ささげ」を使っています!!」と注意書きをした「赤飯」が売られていたので「私は畑で作っていますよ。」と声を掛けたら「国産の『ささげ』はそれはもう値段が高くて・・・。」と店主が言っていた。すごく得した気分で嬉しくなった。
今年も今までに1合の半分位収穫できた。

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