2016年8月1日月曜日

せみ ( Cicada net ) 

8月になった。夏だ。真夏だ!!!私にとっての夏は何といってもセミ(蝉)なのだ。(ちなみに春はモンシロチョウ、秋はコウロギ、冬は・・・・・難しいけどミノムシ。)

昨年、木にとまっているセミに捕まえたセミを近づけても逃げないことを発見した。セミは、縄張りを主張するみたいで逃げるどころか近寄ってくることも観察することが出来た。今年はセミ用の「たも」を購入して蝉取りをしている。
このセミ用のたもは、昔は駄菓子屋に置いてあって、確か・・・・10円前後で売られていたのだが、大体駄菓子屋がなくなってしまい、駄菓子屋らしきものがあっても、お菓子だけでメンコとかビー玉とか風船とか・・・・遊び道具は売られていない。

私は以前、Bさんに教えてもらって、釣り道具屋で「えびだも」という品名で「せみだも」を買うことが出来た。(本来はエビを捕まえるためのたもであり、セミを捕まえるためのタモではないのだが・・・。)、

セミと言うと
閑さや岩にしみ入る蝉の声(しずかさや いわにしみいる せみのこえ)」が思い出される。

松尾芭蕉が詠んだ句で「奥の細道」に収録されている。教科書に繰り返し載せられているから、ほとんどの日本人は知っているはずだ。

高校生と時だと記憶しているのだが、確か古典のU先生が
この句に詠われているセミについてアブラゼミであるという人と、ニイニイゼミであるという人が論争して、結局当時の(松尾芭蕉が旅した日時に)お寺には、アブラゼミはまだいないことを科学的に証明してこの論争は終止符をうった。今では岩にしみいるセミの鳴き声は「ニイニイゼミ」であると言われている。・・・・・といったようなことを説明してくれたように思う。古典なんて大嫌いでテストではずいぶん苦労したけどこんなつまらないことはよく覚えている。不思議だ。

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