2016年9月18日日曜日

数珠玉 ( I found a nostalgic thing. )

散歩をしていて用水路の脇に数珠玉を見つけた。何かとても懐かしい感じがした。この数珠玉はもう少し秋が深まると玉が濃い色に変色し、その色が落ちないから、小さい頃は採って、実には真ん中に穴が最初から通っているので、針と糸を通してビーズみたいにして遊んだものだ。

しかし、よく考えてみると何故「数珠玉」なんて言うのだろう??実際の仏事に使う「数珠」にはこの「数珠玉」などを使われていない。石のようなものもあるし、菩提樹やケヤキの木も使われている。この数珠玉の実を使っているのは見たことがない。

調べてみると・・・・・「数珠玉」の脱落した実は、乾燥させれば長くその色と形を保つので、数珠を作るのに昔は使われたことがあるのだそうだ。最近では、実際に仏事に用いる数珠として使われることはまずないが、子供のおもちゃのように扱われることは多い。ネックレスや腕輪などとして庶民の女の子の遊びの一環で作られてきた。秋から冬にかけて、水辺での自然観察や、子供の野外活動では、特に女の子に喜ばれる。とある。
庶民とか女の子とか言うのが気になる。私の小さな頃は「貴族」の男の子の遊びだったのだ。(笑)

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