2017年4月2日日曜日

モズの写真Ⅲ ( Automatic focus camera )

私のブログは前説に言い訳、屁理屈(無駄話)が入ることが多くて不評なのだが、今回のそんな感じになりそうだ。

カメラのオートフォーカス機能は、私の知っている範囲では「ピントが合うと、明度差が一番大きくなる。」という原理を利用して、一番明度差が大きい時、つまりピンボケが解消してはっきりとした時が画面の明るさの差が一番大きくなるから、その時にピント合わせのモーターを止める方法と、もう一つは赤外線か何かを対象物に当てて、戻ってくるまでの時間を計ってピントを合わせる方式の二つだ。まだほかにもあるのかもしれないが・・・。だからそうして合わせたピントは人間の合わせようとしている場所とは違ってしまうことも多い。例えば水中に泳ぐ魚を撮ろうとしても、オートフォーカスでは水面にピントが合ってしまう。またガラス越しの人物についても同じような理由でピントが合わない。つまりオートフォーカスではガラスまでの距離を測ってしまうのだ。
なんて言い訳がましいことを言っているのだが・・・・・・。モズの写真を撮ろうとして、エサ(ミミズ)を棒に付けて置いてみた。ところが、ピントは棒には合わないのだ。棒ではなくてその背後になる壁にピントが合ってしまう。それで仕方なく、壁にピントが合ってもいいように、壁にモズが摑まるであろう棒を背負わせるようにした。壁にピントが合っていれば棒にもピントが合うからだ。そうして撮った写真が下の写真だ。この写真はモズが画面からはずれてしまっているだが、モズのシルエットが写っていて、何とも言えず好きだ。

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