2016年3月8日火曜日

スッポン ( Memories of childhood )

昨日バラエティー番組で出川哲郎がスッポンに噛まれた場面(革製の手袋をしていたし、かなり大きな手袋の指先を噛んでいたから『痛たたた』の悲鳴も演出なのだが・・・)を出演者に見せ、「この後どうやってスッポンの噛みつきを外したのか??」と聞いていた。答えは水槽の水の中に入れると言うもので、実際に水に入れるとスッポンはすぐに噛むのをやめていた。
その番組を見ながら私は小さい頃にスッポンで遊んだ事を思い出した。そのスッポンは下校途中に駿府公園のお濠で釣り上げた大人の人が「僕!!!あげようか??」と言って私にくれたものを家で飼っていたものだ。(エサは刺身などをあげていたと記憶している。)
ある日、庭でスッポンに割りばしを噛ませて遊んでいた。本当にスッポンは獰猛で、どんな物でも口の前に物を持って行くと噛みつくのだ。そして噛んだら最後、簡単には離さない。割りばしを持ってスッポンをぶら下げても離さない。
そんなことをしていたら、友達が野球をしようと家に来た。私はスッポンをどうしようかと考えて・・・・・・。
ここから説明が難しいので写真を見ながら、私の説明を読んでほしい。
写真のスッポンの口に長い割りばしが咥えられていると想像してほしい。その割りばしをグッと真後ろに引っ張る。そうすると、スッポンの首はイナバウワーの技みたいに後ろにそっくり返る。それでもスッポンは割りばしを離そうとしないのだ。その割りばしをスッポンの尻尾の方に置いて、その割りばしに重い石を乗せて、私は友達と野球に出掛けたのだった。(スッポンは雷が鳴るまで離さない・・・と言われていた。)
友達と野球をして帰ってきてスッポンのいた所を見ると、割りばしと石だけが残っていた。その光景は、驚いたことや口惜しかった思い出と共に、今でも思い出すことが出来る。まったくお馬鹿な小学生だった(笑)

今調べたら、スッポンは英語で「Chinese soft-shelled turtle」言うらしい。直訳すると「中国の柔らかい殻の亀」というのだ。確かに(触ってみないと分らないけど)スッポンの甲羅は柔らかいのだった。

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