でもその職人さんは「最近はほとんどの家でこの『シマトネリコ』を植えますよ。シマトネリコともう一本は落葉樹って組み合わせが多いですよ。」との事だった。

手入れも余りいらず、虫もつきにくいうえに比較的暗い所でも育つことや、風にそよぐ枝葉、涼しげな南国風のイメージも人気の秘密のようだ。今は洋風の建物が多いのでこの「シマトネリコ」が合うようだ。(和風の家の「松」みたいな存在なのかもしれない。)
シマトネリコは、もともと沖縄以南の亜熱帯から熱帯に分布していて、今では熱帯化した日本でも元気に育つようになったらしい。
もともと亜熱帯の植物なので 寒さには弱く、寒さの厳しい地方では落葉してしまうようだ。
花は5月頃に咲き、白色の小花が密になって樹冠を覆う。
シマトネリコの名前の由来は、島=沖縄などの南国諸島にある、トネリコ(戸錬子)という意味なのだそうだ。
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