
暇で暇で困ってしまい、本を読んでいたら「糠床」のことが書いてあった。(きっと「男の料理」なんて本だったと思う。)糠にビールやパンの酵母菌を入れたりして時間をかけて作る我が家の味!!!「これだ!!!」と思いさっそく近所の八百屋さんに材料を買いに行き、材料を探していると「お~珍しいね~。」と御主人が声をかけてくれて・・・・・・、「えぇ~と・・・。」なんて私が言っていると「何を一体探しているんだい。」と御主人。「糠床を作ろうと思いましてね・・。」なんていうと破顔一笑「無理無理、お~い 母さん 糠床を少し分けてやってくれ。」と親切にも、八百屋さんの樽から、ビニルに糠床を少し分けてくれたのだった。私は「実はいま自宅療養中で、暇で困って・・・・。」と説明しようと思ったのだが、人の良さそうなご主人とおかみさんの顔を見ていると「ありがとう。大切にします。」としかいうことが出来なかった・・・良き時代の良い思い出である。
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