今年の春、共通の趣味「メダカ」で知り合ったKさん。本当に家の近くで、借りている畑からだと歩いて数分で行くことが出来るし、畑で作業をしているとKさんのお庭を見ることが出来る。
先月のこと、Kさんの家のお庭に風呂桶が届いていたので「きっと、メダカを飼うのだろう。」と思って見せてもらいに行ったら、メダカではなくて風呂桶を使って、干し柿の「硫黄燻蒸消毒」をするのだという。硫黄の燻蒸消毒というのは「硫黄を燃やしてその煙の中で消毒をする」と言う方法なのだそうだ。見たことがなかったので「見せてほしい」とお願いすると「来年、一緒に干し柿を作りましょうよ」と誘って下さった。「来年、時期が来たら誘ってください。」とお願いしてあったのだが・・・。
昨日になり「朝、山梨に行ったら『甲州百匁柿』が手に入ったから、今から作りましょうよ。」と誘って下さった。勿論「OK」で昨日、干し柿を生まれて初めて作った。
「甲州百匁柿」というのは、干し柿の王様と言われる干し柿用の柿で、とても大きくて出来上がると甘さの強い品種なのだ(紹介されて読んだ本による)その柿の皮をむいて、紐に縛り、硫黄で燻蒸消毒をするのだが、我が家ではドラム缶に皮をむいた柿を入れて、ドラム缶の底に置いた皿の上で硫黄を燃やし、密封した。20日天日に干せば完成するのだそうだが、今からとても楽しみだ。
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