2017年5月8日月曜日

叱られ役 ( My teacher yelled at me . )

前回のブログの原稿を書きながら思い出したことがある。あまりいい思い出ではない。小学校6年生の時のことだ。(叱られた受け持ちの先生を覚えているので・・・・・。)

音楽の時間のこと。その頃の音楽の授業は、歌の詩の意味を話し合ったりして、それを歌に表現するにはどうしたらいいのか??と言う様な事を授業で行っていたような気がする。その時の歌は「鯉のぼり」と言う歌だった。(最近は歌われなくなったみたいだ。)

 甍(いらか)の波と雲の波  
 重なる波の  中空を
 橘(たちばな)薫る  朝風に
 高く泳ぐや  鯉のぼり
 
 いつものように受け持ちの先生が「意味の分からない言葉はありませんか?」と私たちに向かって言って・・・・・・小学校の高学年になると「はい」「はい」なんて手を挙げて発表うする子はなく・・・、勿論私も下を向いていたのだが・・・・・。先生は「それなら私から聞きます!」と言って私を指名したのだった。「甍の波」ってどういう意味ですか??自慢ではないが、勿論分からない!!黙って下を向いている私に向かって「分からない言葉は無いって・・・・あなた達言ったじゃない。」と語気を強めて言い始めた。私は立たされたままだ。

勿論私が悪い。しかし幼い私は「なぜ?私が指されてしまったのか?」と自分の不幸を恨んだりしていたのである。しかし、どうなんだろう?結構「叱られ役」ってクラスにも組織にもいるのではないだろうか?叱られても引きずらない、忘れっぽい・・・。私なんかはそういう意味では有資格者だったのだ!!と自慢にはならないよね(笑)

1 件のコメント:

  1. そうなんだよね。いろんな児童、生徒、それにいろんな先生がいることで学校って成り立っているんだよね。まさに社会の多様性の縮図が学校だと思います。

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