2013年9月28日土曜日

キセル貝 (The name of the rare snail is "pipe shell"「キセル貝」)


たばこを吸う道具「きせる」
私の見つけたカタツムリ(キセル貝)
珍しいカタツムリの発見のことをブログに載せたら、時々私のブログに目を通してくれているAさんから、
「そのカタツムリの名前は『キセル貝』といいます。」「才色兼備のAさんに教えてもらったとブログに載せてほしい。」と本当は歳食兼備のAさんから頼まれたので、紹介をします。

ここからは調べたこと。
殻が細長く、巻貝としては珍しく大部分が左巻きの巻き貝(Aさんと似ているね)である。日本名「キセルガイ」は形が喫煙用具の煙管(きせる)に似ていることによる。といっても煙管は、今の時代は時代劇映画などのなかでしかお目にかかることはできない。


2013年9月27日金曜日

でんでんむしの新種 (I have discovered a new rare snail)

夏の花が咲き終わり,花を処分しようとして鉢をどかした所、今までみたことがない「かたつむり」を目にすることができた。何よりも小さいし、よく目にするカタツムリよりも縦に長い体型だ。

指の大きさからとても小さいことがわかる
 

2013年9月24日火曜日

カタツムリを捕獲!! (It is hard to find this snail.)

最近は、朝畑に行くと最初に見るのは「白菜の苗」だ。高床式苗床にしてあるから、カタツムリの被害は少ないが、全く被害が無いわけではない。今日も白菜の苗の間にカタツムリを発見した。
捕獲したカタツムリ
本当は15匹ほど捕まえたのだが「この奴!!!!」と踏みつぶしたりしているので・・・・・そしてしばらくして「あ~写真撮ってブログにアップしよう。」と思いつくのでこの3匹しか写真に捕ることが出来なかった。写真からも分かるように大きさと言い、色と言い・・・小石とそっくりなので見落としてしまうことが多い。保護色なのかな?

2013年9月23日月曜日

Uさんのこと (I would like to introduce Mr. U. )

私と一緒に畑を借りて農作物を作っているUさん。Uさんは本当に物を大切にされる方で、最近私がお世話になったことだけでも数多くある。例えば・・・・・・私が使っている蓄圧式の噴霧器が壊れた時のこと・・・・噴霧器を次回の資源回収の日に処分しようと畑の隅においていたら、「直してみるよ。」と見事に直してくださったり、畑で使っている万能ハサミが壊れた時も・・・・、スコップの柄の部分がおれてしまった時には使わなくなったテーブルの脚を利用して柄を作ってくださったり・・・・・本当にお世話になりっぱなしだ。そのU氏が私の畑のネットで何かしてくださっているので、近づいてみると、何とネットの破れた所を補修してくださっていた。
U氏が直してくれたネット
ネットが切れている部分があることは承知していたが、修理しようという発想が全く私にはなくて(破れていても使うことができるし、直し方も正直分からなかった。)ビックリしたし、本当に有り難かった。奥様に会ったので御礼を言うと「趣味みたいなものだからね。だから我が家は新しい物がないの。」と大笑いをしていた。

苗を結ぶ紐も何度も何度も繰り返して利用する。本当に学ぶことが多い。

2013年9月20日金曜日

高床式苗床 (a seed bed with a floor which is raised above the ground)

登呂遺跡の高床式倉庫
私の高床式苗床
静岡市にある「登呂遺跡」には高床式倉庫が復元されている。倉庫を地面に直接建てないで、八本の柱の上に建て、米などの農作物を保存した建物である。柱にはネズミ返しが付けてあり、ネズミが柱を伝わって侵入するのを防いだらしい。

私も、カタツムリが伝わって入るのを防ごうと、苗床を地面に直接置かないで柱を立ててその上に苗床を置くことにした。ネズミ返しならぬ「カタツムリ返し」はどうしても考案することができないので、柱の下に「ナメキール」という殺虫剤を撒いて置いた。

2週間ほど苗床で育てれば、やがて地面に定植するのだから、いつまでもカタツムリから守ってあげることはできないのだが、この小さい苗の時期は葉の数も少ないので、葉を食べられることが致命的になってしまうことがあるのだ。

去年、私は80個の白菜を育てたが今年は100個が目標だ。




2013年9月19日木曜日

カタツムリ (French eat snails.)


カタツムリ  丸く写真を切り抜いたから可愛いが・・・・・害虫です!!

この時期になるとカタツムリが出没する。先日蒔いて発芽した「白菜」も早速被害にあった。カタツムリは(ナメクジも同じである。)夜になると植木鉢の下とか枯れた草むらなどからはい出してきて、若い葉を食べてしまう。夜に出てくるのは昼間の日光に当たると水分が蒸発して、死んでしまうからだ。だから「ナメキール」(ナメクジをキール(殺す)という短絡的な名前の殺虫剤)という殺虫剤は、ナメクジやカタツムリが食べるとすぐに死ぬのではなく、食べると身体が動かなくなり、夜が明けた後、昼間の日光を浴びて死んでしまうという薬剤だ。でも、夜出てくるって言うのは手強いことで、昼間なら見つけることができても、夜だと畑で懐中電灯ではなかなか見つからない。おまけに苗が小さい時は葉の数も少ないので、少ない葉を食べられると致命的になってしまう事がある。
フランス料理にエスカルゴというカタツムリの料理があるが、美味しいとか金になるという動物は絶滅するほどいなくなってしまうが、気持ちが悪い系の動物はどんどん増え続ける。だれか日本のカタツムリの美味しい料理法を編み出してくれないかな?
さて、今年から登呂遺跡にあるネズミに米を食べられないように工夫した「高床式倉庫」を真似して高床式苗床を作ってみた。次回に紹介しようと思っている。

2013年9月14日土曜日

空心菜の食害 (I caught a big worm.)

Bちゃんからいただいた「空心菜」が何者かに食べられていることには気づいていたのだが・・・・・・、そして犯人を捜していたのだが、まさかこんなでかい奴にやられていたとは・・・。例として的確でないかもしれないが、原稿のチェックでも大きな活字や題の間違いを見落とし勝ちになるのと似ていて、でかい虫ほど見つけられなかったりすることがあるのかもしれない。
何と言う虫の幼虫なのか知らないが、蛾の幼虫であることは確かだ。それは蝶の幼虫にはないお尻の部分の角みたいな突起があることだ。蛾の幼虫にはお尻の部分(下の写真いうと幼虫の身体の右端)に突起があるのだ。
小さい時にこの角を切ったらどうなるのかと思ってハサミで切ってしまったことがある。やはり死んでしまった。(馬鹿な子供だったね。)
こんな事を書くと、確かめてみたいなんていう人もいるかも知れないが、やめましょう、死んでしまいます!!
空心菜を食べていた犯人

2013年9月12日木曜日

幼虫がサナギになった (The Ugly Duckling)


昨日、畑でアゲハチョウの幼虫が棒に掴まって糸を出し、自分の身体を固定してサナギになろうとしているのを見つけた。今朝、早速その棒を見に行ったら、見事にサナギになっていた。
「醜いアヒルの子」ではないけれど、こんな姿のサナギからあの綺麗なアゲハチョウがうまれてくるとは本当に信じられない。
サナギになったアゲハチョウの幼虫
昨日、私が見つけた時には、まだ幼虫の形をしていて緑色のままだったのだが、今日はもう保護色になっていて木の一部のようだ。この幼虫はおそらく、畑に栽培しているニンジンの葉を食べていたのだと思う。

なぜか、どんな場所で育っていても(ミカンの木などの柑橘系の植物で育った場合も)、サナギになる時には木ではサナギにならずに、近くの棒や建物の壁などでサナギになる場合が多い。昔から不思議で仕方がないが、未だに何故なのか分からない。

何故なのかは分からないが、幼虫がサナギになる場所を探して歩き回る間に糞をしたりエネルギーを消費したりして、結果として、体重を大幅に減らすことになる。チョウになると空を飛び回るわけだから、重さを軽くしたいわけで、そのためには歩き回り、サナギになる場所を探すことは必要なことだと言うことはできる。


2013年9月7日土曜日

ヒマワリ(向日葵)  (In English, ひまわり is called ”sunflower”.)


ヒマワリの花が咲き終わり、今朝畑から抜いた。ヒマワリは英語で「sunflower」と呼ばれるだけあって、本当に太陽の似合う花だ。日本名の向日葵も「日に向かう葵」とまた太陽にちなんだ名称が付けられている。また花が咲き始めるとたくさんの昆虫が花に集まる植物でもある。

ヒマワリに蝶が蜜を吸いに来ていた
  ヒマワリの花を見ると思い出すことがある。(思い出話が多いね・・・・・最近・・・・・・。)私はこの話を直接見聞きしたのではなく、友達から聞いたのであるがとても素敵な話だ。

 ある時、大学の教授(生物の専門の教授)が小学校に来て植物の話をしてくれて、講演の最後に質問コーナーが設けられた時、ある小学生が「先生はヒマワリが太陽の方を向く話をしてくれたけど、朝はどっちを向いているのですか??」と聞いたのだそうだ。

ヒマワリは(若いヒマワリに限る)太陽の方を向いて動くのだ。太陽が西に沈んだ所までで話が終わることが多いが、よく考えてみるとそのままではヒマワリは次の日の朝、西を向いたままなのだ。大学の教授は「良い質問だね。少し時間をくれますか。」といって後日実験をして答えを持って再度その学校を訪ねたと言うのだ。

大学に戻った教授は、鉢にヒマワリを植えヒマワリの向日性を確かめ、夜観察をしたところ夜の間に西に向いていたヒマワリが東に向き直ったのだそうだ。(話には聞いているけど実際にヒマワリが太陽の向きと一緒に動くとか、夜に戻るとか・・・・体験をしている人は少ないよね。)

更に、その教授は鉢植えのヒマワリの向きを色々に換えて実験をして、東から西に毎日動いているヒマワリは、その動きが癖になっていて、鉢を動かしても東西南北に関係なく動くことも実験で確かめたのだそうだ。(しばらく癖で動いているが、だんだんと太陽を追って動くようになり、東西に動くようになるということらしい。)

小学生の質問も子供らしく、大学の教授の答えも本物だ。ヒマワリを見るとこの話を思い出す。

2013年9月3日火曜日

白菜の種まき ( He said so  casually.)

白菜の種まきをした。今日、種を蒔いて収穫をするのはおそらく12月の終わりの頃だろう。こんなに暑い中で種まきをしても、実際に収穫できるのは3ヶ月も先のことだ。
白菜の種・本当は黒い種だがコーティングされている
暑い中であったが、合計150個の種を蒔いた。(種が小さいので、ピンセットを使って種まきをするのだ。)100本以上の苗が出来ると思う。時間も掛かったし、暑くて汗もたくさんかいた・・・・。隣の畑のおじいさんが丁度畑に出てきたので、さっそく「白菜の種を蒔いたよ。」と言った。この「白菜の種を蒔いたよ。」は表現が難しく・・・・・・。もし携帯電話でメールしたら「白菜の種を蒔いたよ。」の文の後ろに、ピースサインを付けたい感じであった。が・・・・・・・・・・・・おじいさんは静かに「俺の白菜は芽が出てきたぞ。」と・・・・。さりげなく、そう私に告げたのであった。



2013年9月2日月曜日

トンボの飛行能力 (Dragonfly is able to fly very well.)

シオカラトンボ
9月に入った。9月1日は昔は特別な日で、長い夏休みが終えて、新学期がスタートする日だった。今では9月1日を待たずに新学期がスタートするし、新学期でもない学校も多い(2学期制のため・・・1学期の途中なのだ。)

でも、9月の声を聞くと、まだまだ暑いけど、なんとなく夏じゃなくなったな~と感じることが多い。ツクツクボウシの声が聞こえ、他の蝉の数は減ってくるし、赤とんぼが畑にいっぱい飛んでいる。(赤とんぼが飛んでいる様子を、カメラにおさめる事ってできるのかな・・・・少なくとも私のカメラ技術では不可能で、止まっているシオカラトンボの写真を撮ったのが上の写真である。

以前、トンボのと言うか・・・昆虫の飛行能力について調べたことがあった。M君とH君という昆虫好きの子供と、単純に「体が軽くて、羽の面積が大きい昆虫が飛ぶ能力が高いはずだ。」と仮説を立てて、色々な昆虫の体重測定と羽の面積測定をしたのだった。

カブトムシとかの甲虫類や蝉の仲間は重くて羽の面積が小さく、蝶の仲間とトンボの仲間は体が軽く羽の面積が大きい種類だと言うことがわかった。蝶とトンボ・・。実際に飛んでいる姿からも飛行能力が優れているのが実感としてよく分かる。