2016年8月30日火曜日

トンボⅢ ( ”ほたる” is "firefly" in English. )

前回のブログで表題に ( Which is good at flying , dragonfly or butterfly ? )と書いた。一応「トンボ」と「チョウチョ」ではどちらが飛行においてgoodなのか?と英訳したつもりなのだが??N君これでいいのかな??

この英文をパソコンに打ち込みながら、いやに「fly」という単語ばかりになってしまったな!!と思った。確か・・・・同じ言葉の連続は英作文においてはよろしくないという指導を高校生の時に受けたような気がする、でも発音のいい人が上手に読むと、詩のような感じになるのか!!などと己惚れて考えたりしたのだが・・。

fly(フライ)のつく昆虫ってほかにもあるのか??家人に聞いてみたのだが聞き方が悪かったのだろう。「たくさんあるよ。はんぺんフライでしょ、ポテトフライでしょ・・・・・・。」と、まじめな顔で応対・・・・。油断できないな~・・・・・・。

人を頼りにするからいけないんだ。ネットで調べました。
「fly」=ハエ  「dragonfly」=トンボ  「butterfly」=チョウチョ  「firefly」=「ホタル」などがあるらしい。ホタルの 「firefly」なんて趣があるね。

2016年8月29日月曜日

トンボⅡ  ( Which is good at flying , dragonfly or butterfly ? )

前回トンボのことを書いて思い出したことがある。以前、私は子供と夏休みに理科の研究をトンボ(昆虫)をテーマにしたことがある。仮説や内容はざっとこんなことだった。

昆虫の飛行能力を比べるのに、羽の面積と重さを測って推測できないかな・・・と考えた。つまり軽い体重で羽の面積が広い昆虫が空を飛ぶ能力が高いはずだと仮説を立てたのだ。

典型的な昆虫として、逆に飛ぶことが苦手な「カブトムシ」を考えた。カブトムシは重い・・・・そして羽が小さい。あまり飛ぶことが上手ではない。だから逆に体重が軽くて羽の大きな昆虫が一番飛ぶのが上手なのではないか??と考えたのだった。

結果は、トンボが一番、次が蝶々であった。セミやカブトムシなどは成績が悪かった。
トンボは飛行時間も長いし、急カーブや急ブレーキなど自在に飛ぶこともできるから、予想道理であった。

また蝶は海を越えて日本に渡ってくる種類もあることが分っているから、こちらも飛行能力が高いのだろう。一緒に調べたH君とK君、二人とも昆虫が大好きな仲良しペアだった。今もイタズラ坊主のままなのかな??

2016年8月28日日曜日

トンボ (To catch or not to catch, that is the question.)

トンボ(赤とんぼ)が空を舞う季節になってきた。借りている畑の上をたくさんの赤とんぼが舞っている。害虫捕獲用のタモが置いてあるので、捕まえてみることにした。途中からは数えてみた。すると、10回タモを振って3匹のトンボが捕まった。(7回は空振りと言うわけだ。)
タモを使ってトンボを捕まえる方法は、野球のバットを振るように地面に水平に振る方法がある。主に空中を飛んでいるトンボを捕まえる方法だ。今回の私の10打数3安打は中々の成績ではないだろうか??天下のイチローだって最近は3割を打ってないはずだ(笑)

これに対して、地面に止まっているトンボなどはタモを垂直に上から下に向かってトンボに被せるようにして捕まえるのだ。いつかブログに書いたことであるが、私が小さい時に近所の神社の池の水草に「ギンヤンマ」が交尾して止まっているのを見つけた。(私の理解では「オニヤンマ」が一番大きなトンボ、「ギンヤンマ」一番きれいなトンボである。)止まっているので、垂直に振り下ろす方が捕まえる確率は高いのだ。
しかし、しかしこのときに私の持っていたタモは前日に購入したばかりの新品のタモだったのだ。池の水草の上だからタモが濡れてしまう。(当時のタモは濡れるとかなり傷んでしまう。)本当に迷った。捕まえるべきか否か・・・・????紅顔の美少年であった私の決断は・・・・・・テレビ番組なら「ここでいったんコマーシャル」と言いたいくらい迷ったのだ・・・。結局私はタモを濡らして「ギンヤンマ」を捕まえたのだった。

2016年8月25日木曜日

虻蜂取らず ( If you chase two rabbits , you will not catch either . )

久しぶりに虻(アブ)を見た。何年ぶりのことだろう??牧場の様なところで牛にまとわりついて、牛の尻尾で追い払われたりしているのをよく見た。またある時は河原でバーベキューをしていると、刺されて痛い目にあったこともあった。牧場に行ったり、河原のバーベキューをしたりしなくなったからなのかな?アブも減ってきているのかな??虻は蚊と同じように血を吸うのだが、蚊が痒くなるだけなのに、虻(アブ)はかなり痛い!!

私は、昆虫も爬虫類も両生類も割と平チャラなのだが、虻は苦手だ。
多くの生き物は人間を襲ってはこない、でも虻は血を吸うために人間を襲ってくるのだ。その怖さなのだろう。
私はハチも苦手なのだが「虻蜂取らず」と言う言葉がある。二つのもの(虻と蜂)を同時に取ろうとして両方とも得られないことで、欲を出しすぎると失敗することのたとえだ。 (『二兎追うものは一兎も得ず』に似ているね。)たくさんの兎(ウサギ)がいたら、一度にたくさん捕まえようとするが、虻も蜂も一度に手に入れようなんて思わないよね!!どうしてこんな言葉が出来たのだろう??

2016年8月22日月曜日

オクラの収穫 ( Do not forget ! ! )

夕方のニュースの気象情報の中で、台風の様子を伝えていた。(最近はヘルメット姿のレポーターが『こちらは台風の上陸が予定される・・・・・』などと言いながら、わざとらしく転びそうな演技をする・・・・やめてほしいな!!!といつも思っている。)その時はオクラ農家を取材していて、なぜオクラ農家なのかと言うと、オクラはどんな雨風の時も収穫をしないと、収穫適期を過ぎて大きくなってしまうからだ。雨の中の収穫作業を中継していて、オクラ農家は本当に大変だと私も思った。

さて、我が家のオクラも今、全盛期を迎えていて、毎朝10本くらいずつ収穫できる。雨でなくても、どんなに気をつけていても、取り忘れてしまうことがあり、お化けのように大きなオクラになってしまうことがある。

そのために、オクラは葉の根元に出来るので、左の写真の指先の葉を切り取ると取り忘れることが減る。オクラは茎の下の方から収穫適期を迎えるので、葉を取ってしまえば忘れることがなくなるのだ。

オクラをサッと茹でて、刻んで食べる。ビールにぴったりだね!!

2016年8月20日土曜日

鶏頭 ( There were about 15 flowers. )

朝散歩に行くと、鶏頭の花が鮮やかだ。こんなに鮮やかな朱い色を写真に納めたいと思ってシャッターを落とすのだが、なかなか本物の色のようには映らない!!

鶏頭を見ると若冲の鶏の絵を思い出す。私は長いことチャボとか軍鶏とかを飼っていたので、若冲の絵を見ると本当に本物みたいだと感心する。

撮った写真をパソコンで見ながら「うまく色が再現できないな~」なんて思っていたら、中学時代に習った正岡子規の鶏頭の俳句を思い出した。(正確に言うと、中学校時代に習ったという記憶だけはあったので調べてみたら・・・)「鶏頭の十四五本もありぬべし」という俳句なのだ。鶏頭は秋の季語だ。本当に暑い日が続く。早く秋になってほしいな!!

2016年8月17日水曜日

セミの宝石 ( They have three gems. )

アブラゼミの頭部、正確に言うと目と目の間の辺りに3個の宝石のような物がある。

左の写真の四角の中にある。アブラゼミの場合は赤い、まるでルビーのような綺麗な物なのだ。この3個の赤い宝石のような物は単眼なのだそうだ。だからセミは複眼と単眼を併せ持つ昆虫だと言うことが出来る。

この3個の宝石を私は子供の頃にほじって取り出そうとしたことがある。(残酷だね。)昨日知り合いの子供が家に遊びに来たので、蝉取りにつれて行ってあげた。クマゼミとアブラゼミが獲れたのだが、子供の親がアブラゼミを見て「頭に宝石があるよね。私は小さい頃に針で突いて取ろうとしたことがある。」と言い出した。
同じことをする人がいるんだね。下の写真はその宝石のような物だ。単眼が3個あることによって位置や明るさなどを知ることが出来るようだ。

2016年8月16日火曜日

冬瓜だったよ!! ( Finally I found the answer. )


人の記憶って・・・不思議なものだ。

今年の春、畑に自然に生えてきた苗を見て何の苗だろう??と首をかしげていた。去年畑で栽培した物が秋に種を落として、この春に芽生えたと考えるのが自然だし、葉の形や色などから「キュウリ」か「白ウリ」かな・・・?と思っていた。

畑を貸してくれているお爺さんに見て貰ったら「俺りゃ・・・冬瓜だと思うな~。」と言って、「とりあえず畑の隅の方にでも植えておいてみりゃいいだろう。」と言ってくれた。
言われたとおりに植えておいたのだが、ようやく成り花が咲いて実が付き、「冬瓜」だという事が分かった。お爺さんの推理が当たったのだった。
その答えが分かった時に、そういえば・・・・と記憶がよみがえった来たのだ。(人の記憶って不思議だ!!)
去年、知り合いの人から冬瓜をいただいて、調理した時に出た種を「来年芽が出るかもしれない。」と言って、畑にばら撒いたのだった。その時のことを思い出したのだ。

冬瓜は夏野菜なのに「冬瓜」と名前の中に「冬」が入る。冬になっても食べることが出来るほど長持ちをする野菜なのだそうだ。

ついでに・・・・・数年前に畑のお爺さんは、畑に自然に生えた冬瓜を「水も肥料も世話もしないで育つかどうか実験をしてみる。」と宣言して栽培し、冬瓜を収穫した。冬瓜は全く強い植物でもあるのだ。

2016年8月12日金曜日

スイカの収穫 (I like watermelon. )

スイカを収穫するのは難しい。まず、広さの割に収穫が少ないことがあるから・・・・、栽培するかどうかを迷うのだ。一本の苗木から5~6個のスイカを収穫できることもあるし、2個くらいしか取れないこともある。
また、収穫が近づくと、どうして熟しているのか見分けることができるのか、カラスが収穫間近のスイカを突いてしまうのだ。スイカが熟していると、カラスがちょっと突いただけで、スイカが爆ぜて(はぜて)しまうのだ。写真はカラスに食べられないよう厳重にかごをかぶせてある様子だ。

ネットで調べたり、農家の人に聞いたりすると、「収穫は受粉してから30日くらい経った頃にすれば良い。」とか「ツルが枯れてきたら・・・・。」とか「スイカの実の尻の部分が。」とか「叩いて軽い音はまだ熟してなく、重い音は熟しすぎの音だ。」とか、色々なことを教えてくれるのだが、なかなか難しい。
でも、今年は当たり年みたいで、全部で10個くらい収穫できそうだ。

2016年8月11日木曜日

山の日 ( It is the "mountain Day" today. )

今日は新しい祝日「山の日」だ。国会で野党も含めて全会一致で可決、成立する法案は「祝日法案」と「議員歳費の法案」だけらしい。国会議員の(自分たちの給料の値上げと休みの日を増やす法案は野党も与党も無いんだね。)情けないこと・・・・。

さて、山を部首にした漢字は人生を思い出させる漢字が多いのだという。「嵐」「崖」「峠」「岐路」どの漢字にも人生の旅路に出会う場面だ。
     
中学校(高校だったかも・・・・)で学習した「峠」の詩を思い出した。

「峠」             真壁仁
 
峠は決定をしいるところだ。 峠には訣別のためのあかるい憂愁が流れている。
峠路をのぼりつめたものは のしかかってくる天碧に身をさらし
やがてそれを背にする。  風景はそこで綴じあっているが
ひとつを失うことなしに 別個の風景にはいってゆけない。
大きな喪失にたえてのみ あたらしい世界がひらける。
峠にたつとき すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい。

みちはこたえない。 みちはかぎりなくさそうばかりだ。
峠のうえの空はあこがれのようにあまい。
たとえ行手がきまっていても  ひとはそこで  ひとつの世界に別れねばならぬ。
そのおもいをうずめるため たびびとはゆっくり小便をしたり
摘みくさをしたり たばこをくゆらしたりして
見えるかぎりの風景を眼におさめる。

2016年8月8日月曜日

小判草 ( It's just like a Japanese gold coin. )

時々顔を出す「和菓子屋」の花壇に去年の秋「小判草」が雑草のように生えていた。(この小判草は園芸種だけど、たねがこぼれて増える。だから時々道路わきに群生していることもある。)

店主に「花壇の小判草すごいじゃないですか!!!お金が貯まったんじゃない??」と軽口を叩き、実を分かてほしいというと・・・・・、「あんなもん!!!いくらでも持って行ってくれ。」とのこと。いただいた実を、今年の春に植えたら発芽して、最近になって実をつけだした。

ちょっと小判のようにも見える。本物の小判だったらな!!!

2016年8月5日金曜日

リオデジャネイロオリンピック ( Olympic Games soon begin. )

リオデジャネイロオリンピックがもうすぐ始まる。暑い夏がスタートだ。日本の選手が活躍するのも楽しみだけど、アスリートが見せてくれる究極の美も楽しみだ。
さて、約一か月前に私の中学校時代の同級会があったのだが、通信社で活躍したĪ君が自己紹介でこんな話をしてくれた。

「私は通信の関係の仕事を長い間してきました。仕事の後半は海外、特に中南米の仕事が多くて、オリンピックで話題のブラジルにも長い間行っていました。リオも治安が悪くて本当に怖いです。ただ奴ら(強盗のことです。)は命が欲しいわけではなく、お金が欲しいだけなので、常に胸ポケット(内ポケットはダメ!!)に現金を入れておき「ここ!!!ここ!!」と指をさして現金のありかを教えたら大丈夫です。間違ってポケットに手を入れると反撃用の武器を出すと勘違いされて殺されます。同じようにブレスレットや腕時計なども狙われるので、車からブレスレットや腕時計をした腕を出していたら、腕を切断されてしまいます。・・・・」なんて話をしてくれた。日本選手団とともに、応援に行く人たちの安全も心配だ。

2016年8月3日水曜日

ささげ( The Japanese make the rice with red beans. )

「ささげ」と言ってもしらない人のほうが多いのではないだろうか??私も一昨年までは知らなかった。

以前、家人の母親が「16豆」というお豆作っていて、いただいたこともあった。「16豆」というのは読んで字の如く「鞘に16個の豆が入っている」長~い豆の種類だ。この豆を収穫しないでずっと置いておくと、中の豆が熟して赤くなり「小豆」とそっくりな豆になる。その豆のことを「ささげ」というのだ。

関東地方では、祝い事で赤飯を炊く時には「小豆」を使わずに「ささげ」を使うしきたりがあるらしい。ささげは、語源が・・・「神様に・奉げ・る物」の意味があり、「小豆」は煮ると、豆の胴体部分中央で割け、腹が割れることから、切腹を連想することを忌み嫌い、祝い事のお赤飯には使用しないのが通例になっているらしい。
 食べてみると、よく似た感じだけど「小豆」の方が軟らかい感じがする。

先日、ある店で「ささげ」を使っています!!」と注意書きをした「赤飯」が売られていたので「私は畑で作っていますよ。」と声を掛けたら「国産の『ささげ』はそれはもう値段が高くて・・・。」と店主が言っていた。すごく得した気分で嬉しくなった。
今年も今までに1合の半分位収穫できた。

2016年8月1日月曜日

せみ ( Cicada net ) 

8月になった。夏だ。真夏だ!!!私にとっての夏は何といってもセミ(蝉)なのだ。(ちなみに春はモンシロチョウ、秋はコウロギ、冬は・・・・・難しいけどミノムシ。)

昨年、木にとまっているセミに捕まえたセミを近づけても逃げないことを発見した。セミは、縄張りを主張するみたいで逃げるどころか近寄ってくることも観察することが出来た。今年はセミ用の「たも」を購入して蝉取りをしている。
このセミ用のたもは、昔は駄菓子屋に置いてあって、確か・・・・10円前後で売られていたのだが、大体駄菓子屋がなくなってしまい、駄菓子屋らしきものがあっても、お菓子だけでメンコとかビー玉とか風船とか・・・・遊び道具は売られていない。

私は以前、Bさんに教えてもらって、釣り道具屋で「えびだも」という品名で「せみだも」を買うことが出来た。(本来はエビを捕まえるためのたもであり、セミを捕まえるためのタモではないのだが・・・。)、

セミと言うと
閑さや岩にしみ入る蝉の声(しずかさや いわにしみいる せみのこえ)」が思い出される。

松尾芭蕉が詠んだ句で「奥の細道」に収録されている。教科書に繰り返し載せられているから、ほとんどの日本人は知っているはずだ。

高校生と時だと記憶しているのだが、確か古典のU先生が
この句に詠われているセミについてアブラゼミであるという人と、ニイニイゼミであるという人が論争して、結局当時の(松尾芭蕉が旅した日時に)お寺には、アブラゼミはまだいないことを科学的に証明してこの論争は終止符をうった。今では岩にしみいるセミの鳴き声は「ニイニイゼミ」であると言われている。・・・・・といったようなことを説明してくれたように思う。古典なんて大嫌いでテストではずいぶん苦労したけどこんなつまらないことはよく覚えている。不思議だ。