2019年6月30日日曜日

おしべとめしべ (The male part of a flower and female part of flower )

スイカの雄花と雌花を見つけた。上の写真が雌花で下の写真が雄花だ。キュウリもゴーヤにも雄花と雌花が付いた。多くの場合、雌花の根元には小さな実が出来ているから見分けるのも容易だ。

植物は一つの花におしべとめしべがある物(両性花)とスイカやキュウリのように雄花と雌花に分かれる物(両性異花)、そして雄の木と雌の木に分かれて雄花と雌花が出来る物(両性異株⇒身近な植物ではイチョウやキウイなどが有名だ。)なぜこんな風になっているのだろう?雄花、雌花。雄の木、雌の木に分かれている物は自家受粉をさけて、他の個体の遺伝子を取り込み色々な環境の変化の備えていると考えると説明が付く。
自家受粉すれば簡単なことを、わざわざ違う花を作り昆虫に往復させるために工夫を凝らし・・・大変な労力を費やしているのだ。
おしべとめしべが一つの花にある場合も、おしべとめしべの成熟する時期をずらすなどして自家受粉しない工夫をしている植物の方が多いらしい。

2019年6月28日金曜日

朝顔 ( Morning glory bloomed . )

朝顔の花が咲いた。「古都姫」という種類の大輪の朝顔だ。朝顔と言えば、去年の7月15日のブログに「団十郎朝顔」が咲いたという記事をアップした。(時間があったら是非去年の7月15日の5日のブログを開けてみてください。とても渋い色の素敵な朝顔の写真です。)東京の朝顔市などでは一鉢数千円で取引されるというこの「団十郎朝顔」、結局種を取ることが出来なかった。その後、団十郎朝顔を見に来た知り合いのSさんがこの「古都姫」と「渓流の調べ」という珍しい朝顔の種を私に分けてくれたのだった。

今回咲き始めたのは「古都姫」という品種の方で、花の色が淡い色でとても綺麗だ。朝顔は朝しか花が咲いていないので、花言葉は「はかない恋」なのだそうだ。種を分けてくださったSさんに連絡をして見に来てもらうつもりだ。

2019年6月23日日曜日

スミレの種取り ( It is difficult to get the seeds of violets. )

今年4月の18日にブログに、畑で見つけたスミレの事を話題にした。今まで見たことがない淡い色のスミレを見つけたので鉢に取って今も世話をしている。花の時期が過ぎて種を採取したいのだが・・・・・スミレの種はある日突然弾けて(種の保存法なのだろう)遠くに種を飛ばしてしまう。下の写真は種が飛んでしまった後の様子だ。
こうなってしまったらお終い!!!こうなる前に種を採取したいのだが・・・・・・。

しばらく見ていて気付いたことがある。上の写真を見てほしい。左の矢印の種は下を向いているのだが、右側の矢印の種は上を向いている。タンポポの種を思い出した。下向きの種が上向きになると、綿毛ができて、風に綿毛を飛ばすのだ。きっとこのスミレも右側の矢印のように種を飛ばす準備が出来ると花茎を立てて遠くに飛ばそうとするのだ。なんだかえらい事を発見したみたいに嬉しくなった。

2019年6月21日金曜日

100均シリーズ ( I bought it hundred yen store . )

私がメダカを飼い始めたのは平成元年のことだから、メダカ歴はもう30年以上になる。つくばい(庭に置く手水鉢。石でできた水をためておくところ)を手に入れて、メダカを飼うことにしたのが最初で、初めは「宇宙メダカ」(向井千秋宇宙飛行士が実験に宇宙の持って行ったメダカの子孫)を飼おうとしたのだが、手に入れることができなくなり、その時にネットでメダカには白い品種があることを知って「白メダカ」を飼ったのが最初だ。
白メダカにはじまって・・今ではラメの入った品種や3色のメダカ、ヒレの長い品種・・・・本当にたくさんの種類のメダカが我が家にはいる。それに伴って、我が家の庭には数えてみたら水槽やメダカ用の火鉢が30個以上になってしまった。

メダカはタマゴを親が食べてしまうし、親メダカは子供メダカにもつついてしまうので、新しい品種のメダカを手に入れるとそのメダカの飼育に一つ、卵を孵すための水槽に一つ、そしてメダカの子供を育てるためにまた一つ。最低でも3つの水槽が新たに必要となる勘定なのだ。それはきっと多くのメダカ飼育者の悩みのはずだ。今回、洗濯ネットを使って生簀(いけす)を作って、親メダカの水槽に浮かべて子供のメダカを育ててみることにした。上の写真がスチロールと洗濯ネットで作ったメダカ用の生簀で、下の写真が生簀を親メダカの水槽に生簀を浮かべた所だ。

親メダカの水槽は大きくて、子供メダカにとって環境的にも適しているし・・・・良いことずくめの生簀作戦であるが、洗濯ネットが「ブラジャー用」なのだ!!購入するときに若干困る!!

2019年6月20日木曜日

タモの張り替え ( a net for catching insects )

畑にタモが置いてある。もともとは私の物なのだがM爺もU氏もモンシロチョウを見つけ次第そのタモを使って捕まえる。「もともとは私の物」と言ったのには訳があって・・・・5年ほど前にタモの布部分が古くなって使えなくなった時に「直しておいたよ。」とU氏が言ってくれて・・・・その時にU氏は網の部分に洗濯ネットを使ってタモを再生してくれたのだった。それから何となく古くなってくると、私だったりU氏だったりが洗濯ネットを「100均」で買ってきて直すのがしきたりになったのだ。

今回は丁度100均に行く用事があったので、私が直した。上の写真は買ってきた洗濯ネット(円の直径から計算して60㎝の洗濯ネットがちょうど合うのだ)とタモの骨の部分で、下の写真が洗濯ネットを縫い付けてタモを修理し終わった写真なのだ。タモを修理する前はたくさんモンシロチョウが畑に飛んでいたのに、タモが新しくなったので、喜び勇んで畑に行ったのだが、モンシロチョウが一匹もいないのだ。恐れをなして逃げてしまったらしい!!!

2019年6月16日日曜日

父の日 ( Today is "father's day". )

今日は令和初の「父の日」。

「オトウサン、オハヨウゴザイマス」「おとうさん」という呼称が全国に広まったのは学校が出来て、国語の国定読本がきっかけになったのだそうで、それまでは各地域や職業などによって「オトウサマ」「オトトサン」「おとッつぁん」「トトサン」など多岐にわたっていたのだという。
以前読んだ司馬遼太郎の・・・・・・確か・・・・「明治という時代」という本に書かれていたように記憶している。確かめることは出来ないがこんなことが書かれていたと思う。
東京の下町の小学校に残されていた「校務日誌」(教頭が毎日の出来事を日誌として記載して保存する公簿)に「ある夜、酔った保護者が『国語の教科書にオトウサンと書いてあるが、小学校では女衒の言葉を教えるのか!!!』とえらい勢いで怒鳴り込んできた。」との記載があるのだそうだ。学校が出来て、教科書によって全国一律の授業が出来るようになって初めて共通語として「オトウサン」という言葉が父親の呼称になったのだという。

時々このブログを読んでくれるYさん、Aさん、S君、今日は「父の日」なんだよねぇ~!!

2019年6月15日土曜日

アメリカ紫陽花 ( It is the time for hydrangeas to bloom . )

梅雨の時期、我が家のアジサイが満開だ。他の種類もあるのだが何年か前に購入した「アメリカアジサイ」が今とてもきれいに花を咲かせてくれている。(写真下)このアジサイは挿し木で増やして親戚のAさん宅やYさん宅でも今年きれいに花を咲かせている。

アメリカアジサイは、日本のアジサイと違って翌年の花芽の準備に入るのがゆっくりな上に、新しく伸びた枝に花芽を付けるので、日本のアジサイのように剪定が厄介でなく、私のようにいい加減な人間にもってこいの品種だ。11月くらいまでに剪定しておけば、翌年伸びた新しい枝に花を咲かせてくれる。(ちなみに日本のアジサイは2年目の枝に花をつける。)
「アジサイ」の英単語を知らないので調べてみたら「hydrangea」 であえてカタカナで発音を示すと「ハイドィンジャ」となるらしい。ちなみに「hydrogen」(水素)や「hydrogen bomb」(水素爆弾)なら聞いてことがある。どちらも「水」に関係する英単語でhydroと頭につく英単語は「水の」と言う意味になるらしく、アジサイはやっぱり水に関係する花なんだね。

2019年6月13日木曜日

オジギソウ ( The leaves close when you touched it . )

雨が止んだ。久しぶりの快晴。雨上がりは雑草を抜くのに丁度良いのだ。土が柔らかいので、固い時には根まで抜けずに途中で切れてしまう草も、雨上がりだと根っこまでしっかりと抜くことが出来るからだ。
また、雑草を抜く作業は畑に生えてくる草(苗)を見つける機会にもなるのだ。今朝は「オジギソウ」の苗を見つけた。葉を触ると葉が閉じる不思議な草だ。一度は園芸店で購入したが、それからは毎年畑に芽を出してくれる。
雨で土が湿っているうちに鉢に取って楽しもうと思っている。

2019年6月6日木曜日

タチアオイの花 ( The flower bloomed again this year. )

近くの畑に今年もタチアオイの花が咲いた。

急いでカメラを持って写真を撮ってきた。この畑を借りているお婆さんが毎年丹精して咲かせているようだ。このタチアオイは宿根草で、お婆さんは根を掘り起こして、株を増やして植え直していた。タチアオイは「静岡市」の市花である。(徳川家康の葵の御紋の関係かな)
百科事典によるタチアオイは1~3メートルになる・・・とあるが、写真のタチアオイは3メートル以上あるのではないか。

美味しい蜜がたくさんあるのかな??ミツバチがたくさん花に集まって来ていた。

この花を見ると、夏が一気に近づいてきている感じがする。

2019年6月3日月曜日

優しさⅡ ( Person does not depend on appearance . )

以前芸人の「江頭2:50」のことを書いた文章に行き当たったことがあった。こんな内容だったと記憶している。

ある人が、駅で同僚や友人に見送られて新幹線に乗った。駅ではみんなから「名古屋で降りるんだぞ~!!」と声を掛けられていた。会社の送別会で飲んで、これから新天地の名古屋に向かうところだった。

その人は寝込んでしまったのだが、名古屋で隣に座った人から「名古屋に着きましたよ。」と起こしてもらった・・・・というのだ。その起こしてくれた人が「江頭2:50」だったという話だ。

この話は起こしてもらった人が何処かに投稿していて、その文章が私の目に触れたという訳だ。

昨日のブログの強面の人もこの「江頭2:50」も、悪人ぶっているのに本当は優しい!!すぐに善人ぶってしまう私は、こういう人に強いあこがれをもっている。

2019年6月2日日曜日

優しさ ( Person does not depend on appearance . )

今日所用でJRに乗ることがあり、幸いにも座ることが出来たのだが、次の駅で乗った人が私の席の隣に座った。怖い!!

坊主頭、金縁のメガネ、太いネックレスとあごひげ・・・・違う世界で息をしている人と言う感じが風体や雰囲気からしてくる。

気が小さい私は顔を合わせることもないようにしていたのだが・・・・・。次の駅を出発してしばらくして、隣のその人が何か言っている。横を見ると私に声を掛けたのではなく、席に座らずに立っている人に「席が空いてますよ。」と声を掛けているのだった。盲人で、どうやら席が空いているのが分からないようだった。伝わらないと分かったら、立ち上がってその人の手を取って席に導いてあげたのだった。しかもお礼を言われると照れ臭いのかな~遠くの席に移って座ったのだった。
「人は見かけによらない。」のです。

2019年6月1日土曜日

文房具 ( I bought it. )

いつかこのブログに書いたことがあるのだが、私は骨董の店を見たり文房具店を見るのが大好きだ。写真の物。名前は知らないのだが・・・・いつか見かけて値段を尋ねたら非売品だと言う。諦めていたのだが、テレビで養老孟司氏が昆虫をこの道具で観察している様子を観てますます憧れてしまったのだった。

この道具名前は知らないのだが、左右のアームで対象物を挟んでルーペでその対象物を観察したり、アームで固定することによって自由になった両手を使って対象物をピンセットなどで動かすことが出来るのだ。いつか養老氏は昆虫の展翅をしていた。(昆虫の羽を伸ばして標本にする。)

それが売られていたのだ!!!!しかも私の払うことが出来る値段の範囲で!!!!

左の写真は切手をルーペ越しに見ている状態にしてある。使うことは・・・・ほぼないのだが・・・・・・文房具好きにはたまらない逸品だ。