2014年7月30日水曜日

セミの鳴き声 ( A cicada is shrilling. )

最近、セミがうるさくて目が覚めることがある。(私が繊細すぎるのかな(笑))借りている畑に行ってみると、意外や意外キュウリのツルにセミが止まっていることも多いのだ。そんな時、私の悪い癖で、何もしないで通り過ぎると何か損をしたような気分になってしまい、ついついつかまえてしまうのだ。
今日つかまえたのは「クマゼミ」のオスで、つかまえて裏側にするとオレンジ色の発声器がついていることからオスであることがわかる。捕まるとセミは暴れながら大きな声を出して鳴く。

セミをつかまえて見ていたら、先日見つけた小学生の素敵な俳句を思い出したので紹介したい。
この俳句は去年のNHK全国俳句大会で優秀賞を貰った作品だ。
「せみのはら びりびりでんき つまってる」子供の感性って凄すぎるね。

私の小学生時代は、俳句とは縁遠く、オレンジ色の発声器をはさみで切って、鳴かないセミにしようと試みたりしていた。(オレンジ色の下にある白い膜を切らないと音は止まらないのだ。)本当にバカな子供だったね。

2014年7月27日日曜日

スイカ ( It will grow very quickly too. )

スイカも成長がとても速い。またゴーヤとは違って見た目には(大きさ以外で)収穫時期が分からない。テレビなどで農家の人が収穫している所を見ると「ポンポン」と叩いたりして音で判断をしているようだが・・・・。
左の写真を撮影したのが(プロパティで調べてみると)6月23日だ。左の写真を撮影したのが、7月27日だ。ネットで調べてみると「花が咲いて30日」で収穫。というのもあれば「ピンポン玉の大きさから数えて30日で・・・・。という教えもある。スイカの実のツヤが無くなってきたら・・・・・、というのもあれば、ツルの色が黒くなってきたら・・・・というのもある。
畑に行って実物を見たが、どれもハッキリとしない。スイカはたくさん収穫できないので、鳥に食べられるのも、収穫時期を間違えるもの結構ガックリくるものだ。いずれにしても今日、収穫したスイカを冷やして夕飯の時に食べる・・・。楽しみだ。

2014年7月25日金曜日

ゴーヤ ( It will grow very quickly. )

ゴーヤが収穫時期を迎えた。デジタルカメラはとても便利なもので、プロパティを開くといつ撮影したのかが分かる。私みたいに記録することが苦手な人間にはとても便利な機能だ。さっそくプロパティを開いて確認してみると、左の花が咲いて実ができ始めたのは7月4日なのだ。だから20日後には右の写真のような大きなゴーヤに成長するわけだ。有名なゴーヤチャンプルーは、ゴーヤや豆腐などを炒めた沖縄料理で、チャンプルーとは沖縄方言で「混ぜこぜにした」というような意味であるらしい。
たしか去年も紹介したように記憶しているが、薄く切ったゴーヤを湯通しして醤油や鰹節をかけて食べるのもビールにぴったり合う。なんて書いているとビールが飲みたくなってしまう。きょうは暑いね。

2014年7月23日水曜日

銀玉 (I was playing with the gun shot when I was small.)

枝豆が収穫できた。今年は種を蒔く時期が遅くなってしまい、同じ畑で枝豆を作っている人の中で、私が一番遅くなってしまった。
ちなみに1粒の種からいくつの枝豆が出来るのか収穫しながら数えてみたら、65個だった。65個の枝豆と言うことは、鞘の中に2~3粒の大豆が入っているから、1粒の大豆から130~200個位の大豆がとれたと言う事になる。

ところで、恥を忍んで打ち明けると、枝豆と大豆が同じ物だと言うことを私が知ったのは、本当に大人になってからで、それまでは全然違う物だと思っていた。大豆は球形に近いけど、枝豆は楕円形に近い。おまけに食べる時に大豆は黄色、枝豆は緑色だし・・・・・・、と言い訳を言っても仕方がないけど。これも畑のお爺さんの話でそのことを知ったのだった。
ところで、大豆を見ると思い出すことがある。「銀玉」だ。「銀玉」と聞いて分かる人は私と同じ年齢層の人で、若い人は知らないのではないだろうか?左のようなピストルで「銀色の玉」を弾倉に入れ、バネの力で飛び出す仕組みだ。この「銀玉」は粘土を丸くして乾かして、銀色に塗装されていた。私たちはこの特徴ある銀色の玉にちなんで、このピストル自体のことも「銀玉」と呼んでいたのだった。しかし、お小遣いがたくさんもらいない私たちは、撃ち合いをした後もったいないので銀玉を拾って歩いて、またピストルに詰めて撃ち合って遊んだものだった。そんなある日、たしかTちゃんとO君が大豆を「銀玉」の代わりの弾にして私たちに向けて撃ってきたのだった。大豆は「銀玉」に比べると格段に安くて、翌日からクラスのみんなが「銀玉」から「大豆玉」になったのだった。かすかな記憶だけれど「大豆玉」はまっすぐに飛ばずに少し曲がって飛んだように記憶している。アイデアマンのTちゃんとO君、どうしているのかな?

いずれにしても今夜はビールに枝豆!!!!乾杯!!!!!

2014年7月21日月曜日

タニシⅡ ( Japanese people were eating it a long time ago. )

またタニシの話である。タニシのことを私に畑を貸してくれているお爺さんがしてくれた。(よくこのブログに登場してくれる物知りのお爺さんだ。)「昔から田圃にいたタニシは、気持ち悪り~タニシに追いやられて最近は見たことがねえ。」「昔は秋から冬になると街場の衆がタニシを採りに来たもんだわ。」

私の的はずれな質問にも丁寧に答えてくれる。私はこの青空教室がとても好きだ。教えていただいたことを転記すると・・・。昔は秋になって稲刈りが終わると、非農家の人が食用にするために田圃にタニシを取りに来て、たくさん採っていったというのだ。(半日くらい田圃にはいるとバケツに一杯くらいになったそうだ。)稲刈りが終わると田圃の水を落とすので、タニシが半分身体を土の中に埋める状態になっていてそれをヘラのような物で掘り起こして採るのだそうだ。昔の人はタニシと呼ばずに「つぼ」と呼んでいたそうだ。

ネットで調べていたら、昔ながらの日本のタニシにも「寄生虫」がいたそうだ。(だから必ず熱処理してから食べたようだ。)ジャンボタニシにだけ「寄生虫」がいたわけではないようだ。ジャンボタニシの寄生虫騒動で、業者が夜逃げをしたり養殖場を放棄した例が全国的に多いように聞く。何とかならなかったのかな??

2014年7月19日土曜日

ジャンボタニシ ( This shellfish is delicious? )

最近、散歩に出掛けて田圃を見ると、ジャンボタニシのどぎついピンク色の卵がたくさん産み付けられている。本当にこんなに目立ってしまって良いのかな??と思うくらい派手な卵だ。こんなに目立っていれば、天敵に見つかってしまうのではないかと思うのだが、気持ちが悪くて食べる動物はいないのかもしれない。
私の住んでいる地域に外来種のジャンボタニシが進入してきてもう20年以上になるだろうか??この辺りのジャンボタニシは、焼津市のジャンボタニシ養殖業者が、売り上げが上がらないので放置して、その養殖場から逃げ出して野生化したものだ。全国的にも同じようなケースが多いと聞く。この辺りの地域では最初は(もう20年も前の話)ジャンボタニシの侵入を防ごうとして、農家は勿論、中学生のボランティアも含めてジャンボタニシを捕まえてはつぶしていた。また卵も同じようにしていたが、最後はジャンボタニシの繁殖力の前に人間が降参した・・・・・というのが地域のジャンボタニシの歴史だ。また全国各地で同じようなことが起きていたようだ。外来生物のもうジャンボタニシは、すっかり日本の生き物と言っていいくらいたくさんになってしまい、ピンクの卵も日本の景色の様になってしまった。

ジャンボタニシは、日が暮れると、水中から上がってきて、草や用水路の壁に赤い卵を約2カ月から3カ月で数千個産むらしい。赤い卵を産むのがジャンボタニシなので日本産のタニシと簡単に区別することができる。やわらかい草や水稲の苗、魚なども食べるようだ。
以前、テレビで観たのだが、ジャンボと言う位だから、本当は条件をそろえてあげると(水温や食べ物など)本当にジャンボに育ってくれる。それを「サザエ」のようにして食べる←(こうなることを養殖業者は狙った。)
しかし、生物学者がジャンボタニシの消化管に寄生虫を見つけて発表。マスコミも騒ぎだし、一気に売り上げが落ち、業者は夜逃げ、餌を探してジャンボタニシは養殖池を逃げ出し、今に至っているようだ。



2014年7月17日木曜日

初蝉 ( I caught a cicada for the first time this year. )


今年初めて蝉を見た。そして捕まえた。クマゼミだ。去年も書いたことであるが(去年はもっと暑くなってから書いたように記憶している。)蝉の現れる順番が変わってきている。昔はチイチイゼミが姿を現し、その後でアブラゼミ、そしてクマゼミが現れる。夏の終わりに「ツクツクボウシ」が切なく鳴くと言うのが定番であったと思うのだが・・・・。最近はクマゼミがいきなり鳴き出すのだ。

でもクマゼミの「シャンシャン・・・・・・。」という声を聞くと「夏本番だな!!」って気がしてくる。今日も暑かったよね。

2014年7月14日月曜日

サッカー ( Super car loaded with truck engines. )

サッカーのワールドカップが終わった。結果はご存知の通りドイツの優勝だ。この原稿はずっと前に書き始めていたのだが、きっかけは、図書館に行ったら「ワールドカップ特集コーナー」があり、本のタイトルをみると「ワールドカップで日本が優勝しそうな勢いの本」がたくさんあるのだ。(手にした本は準々決勝まで予想していた(笑)。また選手もインタビューに「優勝を狙いたい。」なんて馬鹿なことを言っていた。トロイ事を言うなよ。大体日本は「グループC」の4チームの内でFIFAランキングの一番下位じゃないか!!!予選突破はおろか優勝なんてできるわけがない・・・・と言うようなこと書こうと思っていた。そしてやっぱり予選敗退。ほら見たことか。こんなこと、サッカーなんて何も分からない人間にだって容易に想像できるじゃないか・・・と言うようなことを書こうと思っていた。
しかしここからが私の「天の邪鬼」たる所以なのだが、最後のコロンビア戦の時に、試合の解説者が「このままでは日本に帰って来れませんよ。」なんてとんでもないことを言っていて、「ふざけた奴だ」と思ったのだった。そうなると私は選手の援護をしたくなる。よくやったよ。サッカーはまだ歴史が浅く、こうして歴史を積んでいって強くなるんだよ。

それにしても、ガキの頃に少しサッカーをかじったような芸人がサッカーの解説者みたいな事を言いだしている。やめて欲しいな~!!最もサッカーの解説者だって芸人と同じ程度の事しか、言えないんだけど・・・・・、勝てる訳ないよな!!!

いつのことだか忘れてしまったのだが、中田英寿がヨーロッパに渡った時に「イタリアのセリエAの選手はスーパーカーにトラックのエンジンを積んでいるようなものだな。」というようなことを対談で言っていた。対戦した選手のテクニックとスタミナに驚いて彼らしく表現したのだろう。結局日本チームにはスーパーカーもトラックも育っていなかったと言うことは、はっきりした。

2014年7月12日土曜日

除草剤 ( I take the weed in a different way. )

雑草が沢山生えて困る時期である。勿論雑草は抜くに限る。がたくさん生えてしまった時、あるいは畑ではない場所などでは「除草剤」が便利である。除草剤は「カレール」だとか「ネコソギ」だとか笑ってしまうような商品名の物がある。またテレビ的には「ラウンドアップ」が有名なのかな?

さてしばらく前に、使い終わった「除湿剤」の処分を頼まれた。(上の写真左側)渡された「除湿剤」はプラスチックの容器に液体が入っていた。使用前はプラスチックの容器に、粉末の薬剤が入っているのだが、タンス等に入れると、内部の湿気を吸って粉末の薬剤が液体になってしまうという商品みたいだ。(液体になったら薬剤の効果がなくなるから、新品と交換する。)
頼まれた容器には液体が入っているから、そのままでは捨てる訳にはいかないので、中身の液体を畑の隅の方に撒いておいたら、液体が触れた雑草がみんな枯れてしまったではないか。それも「ラウンドアップ」どころではないくらい速く枯れ始めるのだ。(写真の右側は「除湿剤の廃液(溶けた薬剤)を草に散布して1日後)
それから、私は使い終わった「除湿剤」は「除草剤」として使っている。とてもよく効く。ぜひお試しあれ。

2014年7月8日火曜日

半白キュウリ ( This cucumber is half white and half green. )

前回のブログの写真に写っている漬物のキュウリは「半白キュウリ」と言う品種のキュウリである。なんて偉そうに書いているのだが、実はこの半白キュウリのことは、2・3年前までは何も知らなかったのだ。作るようになったきっかけは、畑を貸してくれているお爺さんの一言「昔は半白キュウリを作って食べたもんだわ。」という言葉。
その年にお爺さんに教えてもらいながら作って以来、毎年半白キュウリを作っている。作ってみると、なかなか厄介なキュウリで、まず収量が少ない。おまけに病気にかかりやすい・・・・、まぁ栽培しにくい事この上ないキュウリなのだが、食べると美味しいのだ。
半白キュウリについて、調べてみると
「最近、きゅうりの品種は、生食用の歯切れが良く食味の良い白いぼ緑色果系が主流となったが、それまでは黒いぼ半白系品種も多く見られた。半白キュウリは昭和30年代までは、奈良県内の各地で栽培されていた歴史があり、その頃を知る人にとっては懐かしいキュウリである。」とある。

スーパーに行って探してみるとなかなか見つからない。そんな時ほんの少し、畑をいじっている優越感を感じるのだ。

2014年7月7日月曜日

漬け物 ( What Do you say "the tukemono" in English? )

糠漬けの季節だ。キュウリがたくさん採れるようになったので、休ませてあった我が家の「糠床」も半年ぶりに手を入れて、復活となった。糠を足して入れたり、色々な野菜を入れたりして準備完了。朝に収穫した野菜を糠床に入れて夕飯に食べている。
糠床で思い出したことがある。数えてみたら今から33年前に、私は「急性の肝炎」に罹ってしまい入院。(健康時には20以下の肝機能指数が2400にもなってしまい、劇症肝炎との診断だった。)45日間入院し、45日間自宅療養となった。その自宅療養の時の事。
暇で暇で困ってしまい、本を読んでいたら「糠床」のことが書いてあった。(きっと「男の料理」なんて本だったと思う。)糠にビールやパンの酵母菌を入れたりして時間をかけて作る我が家の味!!!「これだ!!!」と思いさっそく近所の八百屋さんに材料を買いに行き、材料を探していると「お~珍しいね~。」と御主人が声をかけてくれて・・・・・・、「えぇ~と・・・。」なんて私が言っていると「何を一体探しているんだい。」と御主人。「糠床を作ろうと思いましてね・・。」なんていうと破顔一笑「無理無理、お~い 母さん 糠床を少し分けてやってくれ。」と親切にも、八百屋さんの樽から、ビニルに糠床を少し分けてくれたのだった。私は「実はいま自宅療養中で、暇で困って・・・・。」と説明しようと思ったのだが、人の良さそうなご主人とおかみさんの顔を見ていると「ありがとう。大切にします。」としかいうことが出来なかった・・・良き時代の良い思い出である。

2014年7月5日土曜日

ハチ退治 (Have you ever been stung by a bee?)

最近、庭仕事をしていると「アシナガ蜂」がたくさん飛んでいることに気付いた。「あれ!!」と嫌な予感がしてあちこちを探してみると、あったあった蜂の巣。しかもかなり高い屋根の下。かなりというか絶望的に高くて届かない。蜂の巣はかなり大きくなっていて、たくさんの蜂が行ったり来たりしている。なにか・・・・・ムズムズしてきて何とかしたいと思っても、あまりに蜂の巣までの距離が遠い。困ったな、と思っていたのだが、午後他の用事でホームセンターに行ったら「バズーカ砲」みたいな蜂専用の殺虫剤が売っていた。10メートルも薬剤が飛ぶと書いてある。「ヤッター」と大喜びで買ってきて、さっそく蜂の巣に向かってバズーカ砲を打ち込んだ。本当にすごい威力で、あっという間に蜂はいなくなり、安心してセミだもを使って蜂の巣を撤去した。

ところで、私は小さい頃からこんなことばかりしてきたので、勿論「アシナガバチ」にも「ミツバチ」にも刺されたことがあるのだが、刺されたときにアシナガバチのほうが痛いように感じていた。いま、ネットで調べてみたら、やはり「アシナガバチ」のほうが痛いようだ。アシナガバチは「スズメバチ」の仲間で毒性が強いらしい。日本に生息する動物の中で一番死亡事故を引き起こすのは「ヒグマ」でも「イノシシ」でもなくこの「スズメバチ」なのだそうだ。蜂恐るべし。

2014年7月3日木曜日

シマトネリコ( Do you know " Shimatoneriko " ? )

「シマトネリコ」って聞いたことがありますか?近所の家の庭で仕事をしていた職人さんに植えていた庭木を指して「この木は何という木ですか?」と聞いたところ「シマトネリコって言うんだよ。」と教えてくれた。覚えたのでこうして「シマトネリコ」とブログに書いているのだが、「シマトネリコ」という、私にとっては何ともヘンテコな感覚の名前で、何度も何度も職人さんに聞き直してしまった。
でもその職人さんは「最近はほとんどの家でこの『シマトネリコ』を植えますよ。シマトネリコともう一本は落葉樹って組み合わせが多いですよ。」との事だった。

手入れも余りいらず、虫もつきにくいうえに比較的暗い所でも育つことや、風にそよぐ枝葉、涼しげな南国風のイメージも人気の秘密のようだ。今は洋風の建物が多いのでこの「シマトネリコ」が合うようだ。(和風の家の「松」みたいな存在なのかもしれない。)

シマトネリコは、もともと沖縄以南の亜熱帯から熱帯に分布していて、今では熱帯化した日本でも元気に育つようになったらしい。
もともと亜熱帯の植物なので 寒さには弱く、寒さの厳しい地方では落葉してしまうようだ。

花は5月頃に咲き、白色の小花が密になって樹冠を覆う。
 シマトネリコの名前の由来は、島=沖縄などの南国諸島にある、トネリコ(戸錬子)という意味なのだそうだ。

2014年7月1日火曜日

萩と猪 ( It is July from today. )

今日から7月。月初めのブログには文月の由来を調べて書こうと思っていたのだが、毎月同じ趣向で面白くない・・・・と言われそうなので、花札の7月の取り札を調べてみることにした。
7月の植物は「萩」花札では「萩に猪」の取り札が有名だ。
この札と、紅葉と鹿の札、牡丹と蝶の札を3枚集めると「いのしかちょう」となる。なんて書きながら、最近はトランプも花札もしなくなった(自分自身も全ての子どもも・・・・)昔は娯楽がなかったからトランプとか花札とかして遊んだものだった。

萩とイノシシが、セットで描かれている理由は何だろう??ネットで調べてみた。

まず、萩といえば秋の七草や根粒菌がいるので痩せた土地でも良く育つ事などで知られ、身近に感じる花である。一方、猪は『猪突猛進=ひとつの物事に対して猛烈な勢いで、突き進むこと』『猪は多産で縁起が良い=子孫繁栄』など縁起が良い動物として知られている。
 でも、なぜこの組み合わせになのだろう??

 古来、萩=臥猪の床(ふすいのとこ)と知られてたのだそうです。臥猪の床とは、猪の寝所のことで、凶暴な野生の獣も萩や萱を倒して寝床にして身を休めるという事だそうです。今日から7月。ます暑い毎日になりそうです。