2018年10月23日火曜日

数字 ( My mother died. )

10 16
10月16日、午後10時43分、私の母が亡くなってしまった。91歳を迎えようとしていた。高齢だし心臓肥大や不整脈、腎機能の衰えなど多くの病気をかかえていた母、だからそれなりに覚悟はできていて、悲しさはあまりない・・・・・と言ってもいい・・・・・が悲しさはと寂しさは違うらしい。時々・・・・そこにいない寂しさを感じることがある。

130→70
3年位前から、足が衰えることが無いように朝の散歩を私とするようになった。最初は、家の前から最初の角まで歩数が130歩もかかって歩いていたのに、最近は70歩位で歩けるようになった。歩幅が大きくなったのだ。散歩の途中、だいぶ訳が分からないような受け答えがあったりするのだが、突然立ち止まり「長生きしてゴメンね。」と私に言うのだった。どこかのドラマみたいに「何言ってんだ、親子だろ!!」と言えずに、下を向いてしまっていた私でした。

130 90
救急車で病院に運ばれたのは月曜日のこと。病室のベットのモニターの数字が「130 90」と表示していて、バカな私は「血圧が安定しているな。」などと判断をしていた。やがてその数字は心拍数と呼吸数であることを知り、またドクターからかなり容態が切迫していることも告げられた。毎分130回心臓が収縮し、機能していない肺が少しでも多くの酸素を取り込もうと90回も呼吸を続けた母は、入院から2日もしないうちに亡くなってしまった。それでも最後の脈を取って下さったM医師は「珍しいほど安らかな最期でした。」と言ってくれた。

2018年10月13日土曜日

退屈と猫 ( What will you do in your free time? )

先日「野猫」の事を書いた時に、ついでに書こうと思って書き出したものの文章としてというか・・・・どんなまとめにしようかと思いあぐねてそのままになっているブログ記事がある。でも、まぁとにかくブログにアップしちゃおうと思っている。

動物は自由に食べることが出来るエサ箱に入れたエサと、レバーを押さなくてはエサが出てこない仕掛けの箱に入れたエサを用意すると、サルもイヌもトリも皆、レバー押しの方を選ぶのだそうだ。労働したくて仕方がないのだそうだ。ヒトを観察していてもちょっとした待ち時間があると本を読みだしたり携帯のゲーム興じる。

その労働が好きでたまらない現象が、ネコだけには観察されないらしい。ネコは暇そうに見えても退屈はしていないのかもしれない。私の近くにも「ボーっとしているのが大好きだ。」と公言している人がいる。でも・・・・どちらでもいい事だがその人はネコよりイヌ方が好きなのだ。

2018年10月12日金曜日

干し柿 ( I made dried fruit. )

そろそろ干し柿の時期だな・・・・・なんて所々のお宅の軒先にぶら下がった「干し柿」を見ながら考えていたら、今春亡くなったKさんの御長男Tさんが、夜「よろしかったら、家で収穫できましたので・・・」と渋柿を持ってきてくださった。

よく庭にある渋柿とは違って、干し柿の大家Kさんが干し柿を作るために植えた柿の木なので、渋柿とはいえ、本当に大きな立派な柿の実だ。

今朝、早速硫黄で燻蒸消毒をして、2階のベランダに干した。柔らかくなるまで干して、揉んで「爺さんの〇〇玉程度の固さにする。」・・・・・・・。今から楽しみだ!!

2018年10月8日月曜日

勘違い ( I was misunderstanding. )

先日、台風が去った後の「台風一過」という言葉について、家人が「私は長い間『台風一家』と勘違いをしていた。」という話をしてくれて、その話題で盛り上がった。勿論、「たいふういっか」は「台風一過」が正しく、台風が過ぎ去った良い天気の事を指すのだから、台風一家となっては悪い天気の家族みたいで意味が反対になってしまう。
調べてみたら「濡れ手で粟」も「濡れ手で泡」と勘違いしている人も多いようだ。粟という植物を見たことがない人の方が多く、濡れた手は泡の方が関係が深い感じもする(笑)
また「土用の丑の日」も「土曜の丑の日」と勘違いしている人も多くいるのだそうだ。

私のブログをよく読んでくれるMさんは、小さい頃に「巨神の星」のテーマ曲「思い込んだら試練の道を・・・・」の歌詞を「重いコンダラ」と思っていたと話してくれてことがあった。Mさんの話に大爆笑したのだったが、今調べたら、同じように勘違いしていた人も数多くいて、思い込んだら・・・・という曲が、主人公の星飛雄馬がグランドをならす整地用のローラーを重そうに引く場面にこの曲がかぶさって流れるから、この星飛雄馬が引いている道具こそが「コンダラ」という名前の道具なんだ・・・・と勘違いしている人が多いのだそうだ。

鳩Ⅱ ( Boys were breeding pigeons. )

キジバトの事を書いていたら小学校時代の事を思い出した。私の小学校時代には、鳩を飼育することが流行していて、多くの友達が家で鳩を飼っていた。ネットで調べてみたら、私と同じような思い出を書いてある人がいて、「鳩の飼育の流行」は私の地域だけに起こったことではなかったらしい。
その頃は、リンゴ箱(これも懐かしい!!)なんかを利用して、鳩の小屋を作って飼っていた。
クラスで一番大きい小屋でたくさん飼っていたのはG君、小屋に立ったまま入れるような大きな小屋に10羽以上の鳩を飼っていた。子供を産ませて増やしたり、遠くから放して家の小屋に戻ってくるのを楽しんだりしていた。私も学校帰りに、よく左官屋さんだったG君の家に寄らせてもらって鳩小屋に入らせてもらったものだった。

また、お店のオープンや大会の開会式の時にはたくさんの鳩を一斉に放鳥(放鳩)するのが定番だった。・・・・なぜ最近はやらないのだろうね??家の戻ることが出来ずに野生化する鳩がいるからなのかな?

2018年10月5日金曜日

鳩 ( I saw wild pigeons. )

私の住んでいる地域のゴミ収集日は月曜日と木曜日だ。その日の朝になると燃えるゴミを袋に入れてゴミ収集所に持っていく。その時に収集所の近所に住んでいるTさんのお宅に挨拶に行くのがその日の日課になっている。

Tさんはプラモデルと作るのが趣味で、「今は何を作ってらっしゃる??」というのが私の朝の挨拶になっている。しばらくの間は戦車を作ってらしたのだが、キャタピラーもパーツを一つ一つ組み上げなければならないみたいでかなり苦労をしていた、いや!!苦労を楽しんでいた。ここしばらくの間はプラモデルを作っていないのだが、ランの花も上手に育てるので花を見せてもらったりしている。そのTさんが「実は家のモミジの木に『キジバト』が巣を作って、もうすぐヒナが巣立ちしそうだ。」と裏に回って見せてくれた。

モミジの葉にかくれるように巣を作っていた。親はいなかったけど、もう親と同じくらいに成長して、もう羽の模様も出来ていた。
キジバトは「ホーホーホッホー」って鳴いているのをよく見かける。調べてみたら、昔は狩猟の対象だったのだが、狩猟が禁止されてから人里にも下りてくるようになって、最近では家の周りにでも見かけるようになったらしい。

2018年10月3日水曜日

カタツムリ  ( I like snails very much. )

私はナメクジは大嫌いだが、カタツムリは大好きだ。いやカタツムリの中の大きな種類の奴が好きなのだ。先日、朝の散歩で見つけたので、早速捕まえて我が家の庭に放虫(放貝)した。もともとカタツムリの移動距離は小さいだろうから、大丈夫だとは思いつつ、我が家の庭が気に入ってくれるように一応紫陽花の葉の上においてあげた。
カタツムリは、ナメクジとよく似ているから、子供の中には「小さい頃はナメクジだけど、大きくなるにつれて殻ができてカタツムリになる。」と信じている子や、「その時その時に応じてカタツムリになったり、ナメクジになったりしている。」と思っている子もいる。私はそう信じている子供同士の会話を側で爆笑しながら聞いたことがあった。お互いに相手の事を「バーーカ、違うわ!!!子供の時がナメクジだ!!」「違うわ!!バーーカ・・・・・・・。」延々とやっていた。お互いに間違っているのだから終わりようがないようだった。
庭に放したカタツムリ、居ついてくれたらいいんだけどな!!

2018年10月1日月曜日

ブルータスお前もか!!( Brutus, you too ? )

台風一過、我が家の庭も畑もひどい状況だ。しかし・・・・この程度のことは何処にもあることなんだろうし・・・・みんな台風の事を書くんだろうし・・・・といつもの天邪鬼が顔を出して、新聞紙面から、スバルの監査データ捏造記事について感想を書こうと思っている。

スバル・・・・値引きに応じない、「買って下さらなくて結構!!」って姿勢で、自社の製品についてプライドが高い、そんなイメージがスバルにはある。またスバルの車は海外の映画にも「インプレッサ」が登場したりしている。ある意味、憧れの車であり会社なのだ。その、そのスバルが検査データを捏造していたのだそうだ。ガックリだ!!!勿論東洋ゴムスズキ自動車・・・・たくさんの企業が検査データを捏造して問題になっている。
こんな小話があるのだという。旧ソ連のコルホーズに3人の男が呼ばれ、定刻に遅れたものは「サボタージュだ」と早く来たものは「スパイだろう。」とそして定刻に来た男は「日本製の時計を持っているに違いない。」と言って逮捕されたという小咄だ。メイドインジャパンは「信用」の代名詞だったのに!!!!
捏造問題を罰則を強化する方法で解決しても、何も解決になっていない。物を作る誇りを日本人が取り戻すしかないのだ!!!なんて書きながらこの文章の着地点が見つからない。
昔読んだ本に落語のマクラ集があり「なにしろ、曲がったことが嫌いな男でして、エエ、エエ釣り針まで真っ直ぐな物を使おうって・・・・。」なんて話もある。昔の日本人はこんなで世界の「信用」を勝ち得たんだと思う。