2016年12月28日水曜日

山茶花 ( Can you read this ? )

我が家の近所の学校の垣根には「山茶花」の木が植えられている。今が花の開花時期だ。まさに「山茶花 山茶花 咲いた道 たき火だたき火だ 落ち葉焚き あたろうかあたろうよ しもやけ おててが もうかゆい」童謡の「たき火」の歌詞にもあるように、山茶花の開花は、この寒い冬なのだ。あまり他の花が咲かないこの時期なので咲いていると結構目立つ。
椿の花とよく似ているが、椿の花が花全体がぽとっと落ちるのに対して、この山茶花の花は花弁がバラバラに落ちる。今は冬休みなので、花弁が落ちているが、冬休み前には「用務員さん」が子供たちが登校する前に一生懸命に花弁を掃いてくれていた。

「山茶花」この字の読み方!!!!高校時代を思い出す。私の通った高校は「冬休みの宿題はありません。しかし、「冬休み明けの一月にこのプリントに書いてある〇✖からテストが出題されます。」というような非人間な宿題を出す学校だったのだ。ある時は英単語、ある時は百人一首、またある時は漢字・・・・。そしてある時に変わった読み方をする漢字のプリントを配られたのだった。
私は暗記が得意ではないので、かといって「バカ野郎!!」と言って一切勉強しないで休み明けのテストに臨むほど度胸も無いので、暗記カードを作ったりしてしこしこ勉強した思い出がある。

五月蝿い・・・うるさい 皐月・・・さつき  蝸牛・・・かたつむり 素人・・・しろうと 梅雨・・・つゆ
二十歳・・・はたち 百舌・・・もず 烏賊・・・いか 蒲公英・・・たんぽぽ 百日紅・・・さるすべり
無花果・・・いちじく 南瓜・・・かぼちゃ 西瓜・・・すいか 山茶花・・・さざんか 土筆・・・つくし
向日葵・・・ひまわり・・・・・こんなのがたくさんあったな!!!!

でもやっぱり暗記して良かったんだろうなって最近は思える(笑)

2016年12月27日火曜日

将棋ソフト不正事件 ( My opinion on that incident. )

私は弱いくせに将棋が好きで、毎日曜日にはNHKの将棋トーナメントは欠かさず観ている。将棋の最も大きなタイトル戦「竜王戦」の挑戦者に決まっていた三浦弘行九段が、将棋ソフトを対局中に不正に使用している疑いがあり、竜王戦の挑戦できないことになった。

この出来事に対して、一つの結論が出た。日本将棋連盟が設けた第三者委員会が「不正行為の証拠なし」との調査結果を発表したのだ。

必要以上に離席が多く、将棋ソフトとの一致も多いというのが疑いの発端だ。トイレに席を立ったのに長い間対局場に戻ってこない、この間にスマホで将棋ソフトを使って指す手の参考にしていたのではないか、との指摘があった。将棋ソフトとの一致が多い、三浦九段らしくない手が多いなどとも言われていた。
勿論、本人しかわからないのだから、疑わしきは罰せずが基本であるが・・・・・。
私がテレビを観ていて一番驚くのは解説の棋士が、ある場面になった時に「ここではこの手とこの手が考えられるが・・・・・この棋士はおそらくこの手を指すのではないか?」と予想することがあり、その予想がよく(ほとんど)当たるのだ。過去の棋譜、その棋士の性格などから予想するのだが、本当によく当たる。その当たる予想の上で戦うのだから、本当に将棋という戦いは凄いレベルなのだ。ある場面を想定すると、お互いに過去の有名な棋譜を全て暗記しているのは当たり前のことで、「きっとここではこう指してくるだろうな。」と予想した時に違う手を指したら「あれ、新しい戦術を考えてきたのだろう。」と考え、新しい戦術を考え出さなければならない。だから今までに一局として同じ棋譜の将棋はないのだ。今回の「第3者委員会」には棋士が含まれず、元検事などが調べたようだ。
棋士が「第3者委員会」に入るのは利害が対立するので、難しい側面があるのだが、やっぱり必要な観点として棋士の意見を参考にすべきだったと思っている。

2016年12月23日金曜日

九里四里うまい十三里半 ( That's another name for sweet potato. )

焼き芋のことを「十三里半」と言うことを知っているだろうか??私はまったく知らなくて、今ネットで調べたりしている。
そもそも、十三里半についてはこんな経緯がある。先日、静岡市に行った時「焼き芋屋さん」に寄って「焼き芋」を購入した時に、お店の壁に「九里四里うまい十三里半」と毛筆で書かれた額があり、店主に「これは何ですか??」と聞いたところ「十三里半」は焼き芋の事でしょ!!と言われた。家の戻って家人に聞くと「知っているわよ。」と言われ・・・・・・・少なからずショックを受けた。

調べてみるとこういうことらしい。焼き芋は季節になると栗より美味く感じることがあり、それを栗(九里)より(四里)美味いとし、9+4=13なので十三里とし、美味いのだから十三里に「半」をつけたらしい。また江戸時代には「焼き芋屋」の看板の代わりに「十三里半」と看板を掲げるアイデア店主も出てきて「十三里半」という言葉が「焼き芋」の別称になったらしい。
また、十三里半は、江戸時代にサツマイモの産地として知られた武蔵国川越が江戸から川越街道で十三里半の距離にあったことに由来するともいわれているらしい。

焼き芋にはこんな思い出もある。小学生の時に放課後まで、先生に頼まれた仕事をしていた時のこと、学年打ち合わせとしていた先生方が「あそうだ、 君たち(私とHさん)「焼き芋屋」に行って「焼き芋」を買ってきてくれないか?」と頼まれたことがあった。(学校の側に「焼き芋屋」さんがあった。今もある。)二人で買ってくると「お仕事、ご苦労様。一緒に食べようよ!!」と言って「焼き芋」をくださった。学校で食べるという何か冒険の様な感覚を今でも思い出すことが出来る。
そんな初心な少年時代もあったけど・・・・・・・、今は焼き芋より「イモ焼酎」が好きな年になりました(笑)   

2016年12月20日火曜日

中学生の頃 ( When I was a junior high school student , ・・・・・ )

私が中学2年生の頃、担任の先生はS先生だった。中学になると教科担任制なので、教科ごとに宿題がでるのだが、担任のS先生はそれとは別に、毎日私たちに宿題を出していた。それは、予定帳の備考欄に日記を書くことだった。
備考欄なのでそんなに大きな空間ではなく、2~3行だったと思う。しかし毎日何かを書かなければならないとなると、そのうちに書くことも無くなり・・・・・。

そんな時に賢い少年だった私は、一計を案じた。左手の親指の生え際にコンパスの針で傷をつけて、その経過を日記に書きだしたのだった。

ある日は「爪の傷の位置が下から3ミリくらいになった。爪が3ミリ伸びたということだ、楽しみだ。」と書き、またある日は「爪の真ん中まで伸びてきた。このままの調子で伸びると、〇月〇日の頃に爪の先まで伸びると予想できる。」と書き、さらに「大体1センチ伸びるのに何日かかるのだから、1年後には何メートルになっているかもしれない。」だとか・・・・・・・。先生もとても興味を示してくれて赤ペンを入れてくれていた。

ところが・・・・・である。ある日、友達と「日記の題材困るよな~。」とか話しているときに、私が「俺は爪に傷つけてその伸びていく経過を書いているよ。」と笑いながら言ったら、数日後S先生は「帰りのホームルーム」の時間に「これから日記の題材には、爪の事とかは止めるように!」と宣言された。私の友達が数人、同じことを始めてしまったのだ!!!!!

などと、「干し柿」の話題が続くブログを読み返しながら、昔のことを思い出した(笑)

2016年12月17日土曜日

干し柿Ⅳ ( I made Japanese dried fruits "hosigaki" . )

干柿つくりの(ごめんなさい🙇これもKさんから聞いたことです)コツの一つに「干し柿」を揉むと言うことがある。大体干し柿を干してから1週間が経った頃に行う・・・らしい。




まだ表面が乾燥していない間は、触るとカビが生える原因にもなってしまうし、柔らかいと表面が破れてしまうという危険もあるから1週間後ということらしい。大体仕上がりまで2回揉む、というのが常道のようだ。

干し柿を作るために、どうして途中で揉むという作業を入れるのか。それは、干し柿を早く甘くするためらしい。渋柿の中の渋を均等にし、渋が均等に抜けていって、食べたら中が渋い、ということを防ぐことができるというわけだ。また、渋が早く抜ける手助けにもなるので、早く干し柿が出来上がることにもなる・・・・・らしい。ただ干しているだけだと1カ月くらいかかるが、この揉むという作業を入れると、2週間程度で食べられるようになる。つまり干し柿を揉むことによって、柔らかな干し柿が短期間で完成するというわけだ。

さて、干し柿の完成の時期は・・・・・・昔からこう言う格言があるそうだ。「干し柿が爺さんの〇〇タマくらいになったら食べごろだ。」
さて、上の格言の〇〇に入る言葉!!!Yさん、Aさん、S君分かるかな??分かったらメールで答えを寄せてください。正解の場合は完成した「干し柿」を差し上げます。正解者多数の場合は抽選にします(笑)

2016年12月15日木曜日

干し柿Ⅲ ( I made Japanese dried fruits "hosigaki" . )

干柿を作るように勧めてくれたKさんが「凄いですよ、運がいいなぁ~干し柿は何と言っても天候が大事で、雨がずっと降らないじゃないですか!!!!」と褒めてくれたのは一昨日、昨日は雨が降りそうなので家の中に緊急避難をさせた。

家の中で干す場所が見つからないので、取り合えず衣桁(いこう)に干し柿を掛けておくことにした。晴れたら元の場所に戻すつもりだ。(衣桁もいろいろは使い方があるもんだね。)

ところで、散歩をしていると、柿の木になっている「柿の実」は鳥に食べられていることが多いのに、干し柿は食べられている所を見たことがない。干し柿は渋柿を使っているからなのかな??それとも、家屋のひさしに干されていることが多いから、人の気配を感じるからなのかな??ぶる下がっているから、飛行しながら食べることが出来ないからなのかな??いずれにしても干し柿は鳥に食べられることがない。


2016年12月14日水曜日

干し柿Ⅱ ( I made Japanese dried fruits "hosigaki" . )

干柿がだいぶ乾燥してきた。前回書ききれなかったことを書いておきたい。まず、「甲州百匁柿」という柿の種類だが、この百匁の「匁」は「もんめ」と漢字で昔の日本の重さの単位で1匁が3.75グラムを表す。したがって百匁は375グラムでかなり大きな柿となるのだ。

上の写真は干し柿を軒先に吊るしてから4日目の写真だ。だいぶ乾燥してきている。前回ブログに書いた「硫黄燻蒸消毒」は、多くの「干し柿の作り方」と言う様な案内には「熱湯消毒」を推奨しているはずだが、熱湯消毒をすると、出来上がりが黒くなってしまい「飴色」「べっ甲色」にならないので、この「硫黄燻蒸消毒」をするのだ・・・・・そうだ。(教えてくれてKさんの話そのまま)
あと23日したら裏と表をひっくり返して乾燥が全面にいきわたるようにしなければならない。

2016年12月13日火曜日

0.7の二乗の法則 (0.7✖0.7=0.49)

一昨日のこと。iPadの調子が悪くて、アップルサポートに電話をした。(よくお世話になる。)音が出なくなってしまったのだが、電話で指示されたとおりにしてみても、なかなか解決に至らない。電話サポートのAさんが「古いバージョンの機械や古いバージョンのアプリケーションで確かめたいので、しばらく待ってもらって、折り返し電話をすることにしたい、」のだと言う。
受話器を置いてしばらく待っていたのだが、1時間過ぎても連絡がない。丁度用事が入ったので、こちらからもう一度電話を入れた。勿論先程応対をしてくれたAさんではないので、「折り返し電話をするとAさんが言ったのだが、未だに電話がない、また用事が出来てしまったので、私が帰ってくる4時30分過ぎにしてほしい旨Aさんに伝えてほしい。」と応対に出てくれた電話サポートのBさんに伝言した。ところが、その後電話がかかってくることはなかった。

翌日、もう一度アップルサポートに電話をして苦言を言ったのだが、対応に出た電話サポートの人は、Aさんは電話をしている。その記録も残っている、と言う。(電話を入れたが私が電話に出なかった・・・と言う記録なのだが・・・・)私が電話をした時刻を聞くと4時頃なのだという。その時間は外して、4時30分過ぎに電話を欲しいとBさんに伝言を頼んだことを話したのだが・・・・・・・。

0.7の二乗の法則っていうのがある。「1」のことを伝えようとすると、話し手や聞き手の能力や環境などの影響で「1」の内容は伝わらず「0.7」程度の事しか伝わらない。したがって次の伝言では「0.7」の内容のその「0.7」しか伝わらないので、最初の「1」から比較すると伝言で3人目に伝わった時には0.7✖0,7、つまり半分以下に「0.49」なってしまう、と言う法則だ。
大切なことは繰り返し伝えるとか、一番大切なことだけを伝えるなどの工夫が必要だと改めて感じた。

2016年12月12日月曜日

男子フィギュアスケート ( I do not like figure skating champion Hanyu Yuzuri. )

羽生結弦選手がまた優勝した。

私はフィギュアスケートが好きではない。だからあまりテレビでフィギュアスケートを見ることがないのだが、今は羽生選手が、以前もフィギュアスケートのエース高橋選手が好きではなかった。何となくナよッとしていて、ナルシストそのものっていう感じや、インタビューなどの受け答えも好きになれない。

演出過剰で、ナルシスト。演技前のノリノリで口ずさむ姿や演技終了後の仕草、それから、カメラに写されている事をわかっているのに計算されたような行動がとても嫌いなのだ。何か「かっこいい(可愛い)僕を見て」「どうだい」って感じの自己陶酔みたいな感じが・・・・・・。

ところが最近になって、引退した高橋選手が羽生選手を含む最近の男子選手について「参るよね、自分なんかは派手な服や決めポーズなんて照れちゃって仕方なかったんだけど、今の若い選手は何の照れもなく演技してるもんね。」と言っていた。私はその発言を聞いてから、高橋選手の大ファンになった。(もう遅いよ!!!!)    上の写真は高橋選手!!

2016年12月11日日曜日

水菜の収穫 ( That's a very nice way. )

水菜が大きくなって、収穫の時期を迎えている。水菜はいつ頃からこんなに食卓に上るようになったんだろう。数年前から、まずは居酒屋のサラダなどに利用されていたようになってから家の食卓でもサラダとして使うようになってきたのではないだろうか。

水菜の種を園芸店で探すと、「柔らか・細い」が品種改良のテーマみたで、サラダにした時に柔らかく、一本一本が細いのが好まれているようだ。「サラダ水菜」とか「千筋水菜」とかいう名前の水菜の種が売れ筋のようだ。昔は鍋料理に使うことが多かったと思うのだが・・・・・・。私もここ数年畑で作っているが、本当に簡単に栽培できる植物だ。

数年前によく一緒に飲むことが多かったNさんが水菜のサラダを注文した私に「水菜は俺の小さい頃には『鳥菜』って言って、鶏のエサにしていたよ。」とおっしゃっり「水菜は強いから収穫の時に根から全部を抜いてしまわずに、根っこの部分を半分くらいに切って、半分だけ収穫したら土に残った部分がまた大きくなって収穫できるよ。」と教えて下さった。それから私は水菜の収穫は抜いてしまわずに、半分に切って収穫している。だから私の畑の水菜はいつまでも終わることがない(笑)上の写真が半分に切って収穫した水菜だ。

2016年12月10日土曜日

備忘録メモ  ( New memorandum )

「このことを忘れないようにしよう!」と思った時にはどう対処している??私は以前、メモ用紙に要件を書いて机の上に貼っておいたりすることが多かった。特に「ポストイット」という商品が出てからは(本当によくできた商品だね。)いろいろな場所に貼り付けておくことが多かった。
最近では自分宛にメールを(到着日時を設定して)送ることで、忘れないように工夫することが多くなった。忘れたくない要件については、メール方式が多いのだが、用件でなくて忘れたくない知識的なことは最近ではブログに記事として載せておくことも多くなった。(記事を書くことによって、自分の知識として確かなものになるのと同時に、忘れてしまった時に読み返すことが出来るから。)私は自慢にはならないが、書いてもどこに書いたのかを忘れてしまうのだ。

先程読んだ本に書いてあったこと。私はまったく感覚として間違っていたので、備忘録代わりにここに記しておくことにする。それは人間の進化に関してのことだ。

「地球の誕生を1月1日とすると、生命が誕生したのは4月8日、それから11月1日までは単細胞の生物しかおらず、最初の魚類が出現したのは11月26日の午後、恐竜の時代は12月9日から26日あたりまで、最初のサルが出現したのは12月25日、人間の祖先が現れたのが12月31日午後8時10分です。エジプトやメソポタミアに最初の文明が誕生してからはわずか30秒しか経っていない。」➡ 橘玲著 「バカが多いのには理由がある」

のだそうだ。知らなかったし、感覚として間違っていた。人間なんてちっぽけなもんなんだね。

2016年12月9日金曜日

千両と万両そして百両 ( Do you know the name of this tree? )

今年はお正月に飾ったりする「千両」と「万両」の木がとてもたくさんの実を付けていて、いつかブログで紹介しようと思っていた。

我が家の「千両」の木は、今から十数年前に「とても珍しいから・・。」と言われて、木の穂先をいただいてきて挿し木で増やして育てた「黄色い色の実を付ける千両なのだ。」当時は珍しい木であったと思うが、最近では時々見かけることもある。
千両は普通は赤い実がなるのだが、その赤い実が木の葉の上に付く。この反対に木の葉の下に赤い実が付く木を「万両」という。万両の木も我が家の庭にはあるのだが、この木は自然に(鳥が種を運んできたのだろう。)生えてきた。また毎年お正月に切ってしまっても、また翌年になると新しい芽が出てきて、実を付けてくれる。千両も万両もお正月を飾る植物だ。


さて、何となく気になっていたことがあり・・・・。それは昨日のリースに付けた赤い実のことだ。(昨日のリースの写真を見て下さい。)何となく千両に似ていて・・・・・どこかで見たことがあったような気がして・・・・先程からあちこちの図鑑やネットで調べたりしているのだが・・・・、ようやく答えを見つけた。リースに付けた赤い実は「百両」の木なのだ。我が家では去年園芸店で見つけ、千両と万両の間に植えて置いたのだが、枯れて(正確に言うと『いつのまにか』なくなった。)しまったのだった。こんな実を付けるんだな~!!!!

去年園芸店で購入した時に知ったのだが、「万両」も「千両」も「百両」も「十両」も「一両」の木もあるのだ。

2016年12月7日水曜日

リース ( I made a Christmas wreath. )

私の家の隣にリフォームを行う会社の事務所がある。そこの若い職人さんが、何かを作っているのを見掛けた。私は何でも興味を持つタイプの人間で・・・・・・「何を作ってらっしゃる??」と話しかけると「今、現場が川の側なのでそこからツルを持ってきてリースを作ろうと思って・・・。」と言いながらクリスマスリースを作っている。
私は「クリスマスリース」は購入するものであり、作るなどと言う感覚が全く無かったのでびっくりして作るところを見せてもらった。こうなると私の悪い癖で、やってみたくなる!!!➡あぁ「干し柿」もそうだった!!!!

そして昨日の夕方、一番近い川の河川敷に行って「葛(クズ)」のツルを採集してきた。若い職人さんが言うのには「今が一番いい時で、もっと寒くなるとツルが固くなって言う事を聞かなくなってしまう。」のだそうだ。
今日は朝から、採収してきたツルを使ってリースを作ってみた。確かに、柔らかくてツルを曲げたりクルクル回したりすることが出来た。上の写真が採取してきたツルで、右の写真がリースの完成品だ。

丁度、先日山で採ってきた赤い実の木があったので飾りつけをして玄関に飾った。(一番上の写真)

2016年12月6日火曜日

干し柿 ( I made Japanese dried fruits "hosigaki" . )

今年の春、共通の趣味「メダカ」で知り合ったKさん。本当に家の近くで、借りている畑からだと歩いて数分で行くことが出来るし、畑で作業をしているとKさんのお庭を見ることが出来る。

先月のこと、Kさんの家のお庭に風呂桶が届いていたので「きっと、メダカを飼うのだろう。」と思って見せてもらいに行ったら、メダカではなくて風呂桶を使って、干し柿の「硫黄燻蒸消毒」をするのだという。硫黄の燻蒸消毒というのは「硫黄を燃やしてその煙の中で消毒をする」と言う方法なのだそうだ。見たことがなかったので「見せてほしい」とお願いすると「来年、一緒に干し柿を作りましょうよ」と誘って下さった。「来年、時期が来たら誘ってください。」とお願いしてあったのだが・・・。



昨日になり「朝、山梨に行ったら『甲州百匁柿』が手に入ったから、今から作りましょうよ。」と誘って下さった。勿論「OK」で昨日、干し柿を生まれて初めて作った。
「甲州百匁柿」というのは、干し柿の王様と言われる干し柿用の柿で、とても大きくて出来上がると甘さの強い品種なのだ(紹介されて読んだ本による)その柿の皮をむいて、紐に縛り、硫黄で燻蒸消毒をするのだが、我が家ではドラム缶に皮をむいた柿を入れて、ドラム缶の底に置いた皿の上で硫黄を燃やし、密封した。20日天日に干せば完成するのだそうだが、今からとても楽しみだ。

2016年12月1日木曜日

雑草取りの道具 ( I was able to make it. )

雑草を抜くときに使う鎌(カマ)の様な道具がある。(名前はよく知らない)雑草の根を切って抜きやすくする道具だ。カマの刃の部分を短くしたような形の道具だ。実はずっと前から壊れてしまっていたのだが、雑草を抜くのにはシャベルでもできるし、道具がなくても雑草は抜くことが出来るのでそのままになっていた。

先日、知り合いの人が「材木が残ったから、使えそうなら使って下さい。」と言ってたくさんの材木を持ってきてくれた。その中に雑草取りの鎌の柄になりそうな丸棒状の木があったので作ってみることにした。

まず、木にカマの刃と同じ長さに切り込みを入れて、差し込めるようにした。(写真上)

ところが刃には柄と固定するために穴が空いていて、柄に穴をあけて刃を固定しなければならない。その作業がとても大変なのだ。(私にとっては至難の業なのだ。)まず、柄に差し込んで予め計っておいた長さの位置にドリルで穴を開けようとするのだが・・・・・。穴の位置がずれているのだろう。ドリルが刃に当たって通らない。(差し込んだら結構きつめだったので全く動かない。このままでいいか!!)と思っていたのだが・・・・・・・、お隣の器用なU氏が「作業のやり方が間違っているよ。」と教えてくれた。まず柄に穴をあけてから刃を差し込んでいくのだそうだ。そうして光にかざしながら棒の穴の位置に刃の穴が重なるようにするのだそうだ。つまり、差し込んでから柄に穴をあけるのではなく、穴をあけた柄に刃を差し込んでいくのだ。やってみたらできたのだ!!(かなり嬉しい!!!)(写真中)

そして出来上がったと思って、持っていくと「できたら柄の端の部分に針金を巻くと丈夫になって抜けにくいし見たとこも良い。」と言われてしまった。やってみると確かに動かなくなるし、見たところもそれらしくなってくる。昔の人は何でもよく知っている。雑草なんてあまり取ったことがないのに、急に雑草取りがしたくなった。現金なものだ!!!!

2016年11月28日月曜日

並 上 特上 ( Which one do you choose? )

先日テレビ番組に故郷出身の脳科学者「池谷裕二」さんが出演していて、買い物における脳の働きをとても楽しい切り口で紹介していた。例えば、安物の鋏(ハサミ)を店頭販売し、お客さんに値段を当ててもらうのだが、何も企みがなく、そのまま提示すると「100円」とか「90円程度」とか安い値段しかお客さんは付けない。そこで、サイコロゲームをお客さんにまずしてもらい、点数に応じてポイントが付くようにする。例えばサイコロゲームの結果が3000ポイントであったお客さんは3000ポイント分の3000円が値段から差し引かれることになる。すると「4000円位しそうな高級なハサミじゃないのか!」と言うし、ポイントの最高6000ポイントをゲットした人は最高額の「7500円位はするのではないか?」などと言い出すのだ。

また、15万円の旅行と30万円の旅行を提示すると15万円の旅行を希望するお客さんが断然多数なのに、15万円、30万円、60万円と3コースを提示すると、30万円の旅行を希望する割合が急に増えるのだ。(30万円の旅行を売り出したいお店はダミーとして60万円のコースを提示しておくと、結果として30万円のコースが多数売れるという結果になるようだ。)番組ではゲストの池谷裕二さんが理由を説明していたが、何となく「そう、そう。分かる、分かる!!」「気持ち分かるよな!!」とテレビを前に頷いてしまった。

2016年11月23日水曜日

猫の島 ( Islands where a lot of cats are living )

私はNHKの「ダーウィンが来た」という番組のファンで、よくチャンネルを合わせる。特に身近な動物の話題の時には欠かさずに観ることにしている。
先日は福岡県の「相島」(あいのしま)が取り上げられていた。相島はたくさんの猫が生息していることで有名な島だ。飼い猫だけでなく野良猫も含めて100頭以上の猫が生息している島なのだそうだ。

番組では「ミュウ」という雌猫を中心に繁殖の様子を映し出していたのだが・・・。ミュウが発情期になると周りには順位の高い猫から順にミュウの周りに集まってくる。ところが、ミュウはその雄猫たちが追ってくるのから上手に逃れて、若い雄と交尾をする。そのことを、科学者は近親交配を避けるための賢い方法だ・・・・・。と説明しているのだが私は違和感を感じた。勿論遺伝子レベルの話としては納得できるが、今はミュウと若い雄猫の行動について、考えているのだから猫の「ミュウ」が『このまま順位にしたがって交配したのでは、私の子供に近親交配の弊害が出るかもしれない・・・。』と考えて若い雄猫を選んで交配したとは思えないのだ。最もNHKだから「動物も若いツバメがお好きなんですかね?」とコメントはできないだろうが・・・・。
また、こんな場面もあった。出産を終えた雌猫は近くに来た雄猫をすごい勢いで追い払うのだが、これは雄猫が子供を殺してしまうから・・・・であり、雄猫は子供を殺すことによってネス猫の次の発情を促し、自分の遺伝子を残そうとする・・・・と言うような説明をしていた。これも私は確かにその通りだと思うが、猫がそのことを知っているから、その様に行動しているとは思えない。ネス猫が近くに来た雄猫を追い払うのは、別に雄猫でなくても(犬も出産後に飼い主にだって子犬を触らせない。)拒否反応を示すだろうし、雄の子が子猫を殺すのも、母親の発情を促すために(そういうことを知っていて)行動しているとは思えないのだ。

私はどうも科学者っていうのは理屈だけで説明しようとしすぎるような気がする。といってもこんなブログの意見を科学者が読んだら「科学の冒涜だ!!!」などと叱られてしまうかもしれない(笑)

2016年11月20日日曜日

年賀はがき ( New years postcard )

申し込んであった来年の年賀ハガキが届いた。年賀ハガキと言えばこんな笑い話(実話)があったらしい。落語の兄弟弟子の会話なのだという。
「アニさん、来年の干支はなんでしたっけ?」と聞かれた兄弟子が
「えっ、もう決まったのかい??」と答え、そのやり取りを聞いていた一番弟子が
「誰が決めていると思ったの??」と聞くと、兄弟子が
「郵便局じゃねぇのかい!!」と答えたというのである。落語界にはユニークな人が多いようだ。

さて来年の干支は酉。さんずいを付けると「酒」になる。なんて関係ないことを思いながら、来年の年賀状のデザインをまた考えなくちゃ・・・・・なんて思っている。

2016年11月19日土曜日

柘榴 (⇦ Can you read this ? )

我が家の向かえの家の庭に柘榴(ザクロ)が植わっている。住んでいるKさんの話だと「植えた記憶はない。」とのこと・・・・・どうやら鳥などの動物の糞にでも混じって種が飛んできて、発芽して育ったらしい。そのザクロに今年も実が付いた。Kさんはとても優しい方で、以前家人が「柘榴(ザクロ)の実はよく小さい頃に食べました。」と話した事をよく覚えていて、「お好きでしょ!!!」と言って持ってきてくれる。今年も忘れずに持ってきてくれた。家人は「食べる物がないような時に食べた。」と言っただけで、好物だとは言ってないのに・・・。」と言いながらも、「ご馳走様です。」と言っていつも有り難くいただいている。

ザクロと言う漢字、読めても書けないよね。あと薔薇と言う漢字なども・・・・・。こういう漢字を書けることを無上の喜びにしているような人がいるけど・・・・・よくわからない!!!

ところで、ザクロというとどんなことを連想するだろうか??
「ザクロの実の味は人の肉の味がする。」と言うような話???
「ザクロの実が割れるように頭が割れた。」と言う様な表現??

人の肉の味については、どうやら赤い実を食べると口の中が赤くなり、丁度口の中が血で染まったような感じになることから、こんな迷信話が出てきたようだ。

「ザクロの実が割れたように額が割れた」・・・・・・と言った様な表現。私はよく目にしたのだが、最近はザクロ自体が珍しいものになってしまったので、こんな表現はあまり使われないようだ(笑)

これは今回仕入れた知識!!!紅一点。 たくさんの男の中に女がたった一人いることを「紅一点」と表現する。この言葉の語源は、中国の詩「石榴詩」にあり、一面の緑の草原の中に一輪だけ咲いている赤い花の美しい情景を詩ったもので、この花がザクロの花なのだそうだ。確かに、ザクロの紅い花は、非常にきれいで目立つのだ。 

いただいたザクロは今、我が家の玄関に飾られている。

2016年11月17日木曜日

割りピン ( Old man's wisdom )

長い間使い続けた移動イス(畑で雑草などを異動しながら抜くときに使う物)がとうとう壊れてしまった。移動のための車輪が割れてしまったのだ。(プラスチック製なので修復できない)長い間使ったし・・・・・と思って資源回収に出してしまおうと思っていると、近所のU氏が「輪を付けることはできないけど、イスとしてはまだ使えるはずだよ。」とおっしゃった。


それで、木も用意してくださったので、写真のように直した。(青く出ている所に車輪があったのだ)もともと捨てるつもりだったので、私はもうこれだけでも「すげーーーーー」と思っていたのだけど、
「木が外れるといけないから・・・・。」と自宅に持って行って車軸に穴をあけて、割りピンをしてくれた。(写真は車軸に穴をあけて、その穴に割りピンの代わりに細いくぎを差し込んである様子)あんなに細い鉄の棒に穴をあける技術もさることながら、この軸に割りピンをすることによって木が外れないようにするというアイデアに本当に驚いた。昔の人は凄いね!!!

2016年11月14日月曜日

リメーク ( My wife made a bag using my old sweater. )


家人が「バッグが出来た。」と私に言ってきた。そして完成品を見せてくれたのだが・・・・、どこかで見たような柄だし・・・・と思っていたら、私のセーターを使ってバッグを作ったらしい。「ここの胴体の部分からバッグの本体を作って、袖を使って・・・・。」と説明をしてくれたのだが・・・・。

猫を飼っている人に聞いたことだが、猫は飼い主に自慢したくて殺したネズミを飼い主に見せるために持ってくるのだそうだ。家人も自慢げに解体した私のセーターを見せながらいろいろな説明をしてくれたのだが、私は「次回は是非とも、ご自分のセーターを使って下さいな!!」と申し上げたい。

2016年11月13日日曜日

横綱昇進 ( Satisfy the condition )

大相撲の九州場所がスタートした。今場所の注目は何といっても「豪栄道」の綱とりだろう。しかし大相撲ファンの私は以前から、この横綱昇進の条件について違和感を持っている。それは大関昇進は「直近の3場所の白星の合計が33勝であること。」が大体の基準になっている。それに対して横綱昇進の条件は「2場所連続優勝か、それに準ずる成績」となっていることだ。

なぜ全く違う物差しにしてしまうのだろう??片方は勝率であり、片方は優勝にからむ勝負強さが基準になっている。

私は以前から横綱昇進の条件は例えば大関の「3場所の白星合計が33勝」ならば「3場所合計が38勝とか」もっと安定感が必要なら「5場所合計が60勝以上」とか物差しを同じにしてもっと安定感とを求めるべきだと思っていた(今もそう考えているる。)
そんな折、新聞に「守屋秀繁さん」という大相撲の元横綱審議委員が「論点」に、、私と同じような(全く同じと言っていいくらい)意見を投稿していた。

横綱には安定感がとても必要であり、例えば、春場所に「綱とり」に挑んで失敗した琴奨菊は1年間に優勝した春場所以外は10勝したのがたったの一度であり、今回の豪栄道も先場所は優勝したのだが、2桁勝利は春場所の12勝の一度しかない。連続優勝するだけでなく、ある一定の期間の成績を勘案して判断すべきだと私は思っている。そうでないと、鶴竜のように安定感の無い、横綱になっても優勝に絡む活躍のできない横綱ばかりができてしまう。(興行的にはその方がいいとしても、相撲界の長い発展を考えたら絶対に良いことではない。)

豪栄道は初日、栃煌山に勝ち、白星スタートをした。

2016年11月11日金曜日

コスモス( "Cosmos" is English. )

我が家の庭に置いてある鉢植えのコスモスが咲きだした。このコスモスの種は銀行の窓口に置いてあった種で、銀行員が「どうぞ、お持ちください。」と言ってくれたので、持ち帰ったものだった。種まきが遅れてしまったので、近所の土手に毎年咲くコスモスが咲き始めた頃には、まだ5㎝くらいの苗だったから、咲けないかな??と思っていたのだ。ところがようやく咲き始めた。銀行でいただいた種で・・・・しかもかなり遅れて種まきをしたので諦めていた・・・それが咲いたので二重に得した気分だ。

私はブログのタイトルに英語で副題を付けているので、コスモスの英語を調べた「コスモス」は"Cosmos"であることを知った。つまりコスモスは外来種なのだ。そんなことを調べていたらこんな話題に行きついた。以下紹介してみると・・・。

コスモスは外来種なので和名が「秋桜」であっても、それを「コスモス」とは読みません。「秋桜」と書いて「あきざくら」と読みます。では、なぜ「秋桜」と書いて「コスモス」と読むようになったのでしょうか。それは、昭和52年に山口百恵が歌った「秋桜」という歌謡曲が大ヒットしたからなのです。嫁ぐ娘が母を思う気持ちを歌った歌で、当時の山口百恵は18歳でした。作詞作曲はさだまさし。曲のタイトル「秋桜」を「コスモス」と読ませ、歌詞の中でも「秋桜」と表記して「コスモス」と読ませました。「秋桜」と書いて「コスモス」と読ませる…。当時の歌謡曲は、キーワードとなる漢字を違う読み方で読ませるのが流行っていて、有名なところでは「本気」と書いて「マジ」、「恋敵」と書いて「ライバル」、「運命」と書いて「さだめ」などなど。「秋桜」と書いて「コスモス」は図鑑や難読漢字にも取り入れられるほどで、歌の世界から抜け出し、ほぼ一般化しています。今では「秋桜」を何の疑問もなく「コスモス」と読む人が多いのではないでしょうか。

私にはコスモスにこんな思い出がある。以前勤務していた地域で「地域を緑化しよう!!」と考えて「家庭花園コンクール」を企画したことがあった。その時に一年だけの緑化にならずに次の年も地域に花が咲いてくれるように、こぼれた種で来年も花を咲かせる種類の花を家庭花園コンクールに参加する家庭に配ったのだった。この企画は論文審査では結構良い賞を受賞することが出来たのだが、実際にコスモスは地域に根付かなかった。
私は自分の配った種が地域に根付いた様子をいつか将来見てみたいと欲を出し、一般的なコスモスではなくて色の変わった「エンジ色のコスモス」の種を配布したのだった。原種に近い種は強いけど、突然変異の種は弱いんだな~・・・・。その地域を車で走ることがあっても、私の配った種のコスモスを見ることはできない。人間、欲をかいてはいけないね!!!

2016年11月9日水曜日

ヒラリークリントン ( President of the United States )

アメリカ大統領選挙が終わった。大方の予想を覆して、トランプ氏が逆転勝利をつかんだ。日本の各局のコメンテーターも「実は接戦と報道はしましたが、これほど接戦になるとは予想もしなかった。」と語り「まさか、トランプ氏が勝利するとは・・・。と驚きのコメントが続いた。私もヒラリークリントンが余裕で勝利すると思っていたので驚いた・・・・・。

実は大統領選挙が始まるよりずっと前に、新聞の小欄にヒラリーさんの面白いエピソードが載っていてメモを取ってあった。大統領選挙が終わったらそのメモのことを紹介しようと思っていたのだ。しかしこんな結果になるとは思ってなかったのだ。

でもヒラリークリントン氏のことを書く機会はもうないのではないかと思うので紹介しておきたい。新聞の小欄に紹介されていた彼女のエピソードとはこんなものだった。
ある時に(夫君のビルクリントン氏がアメリカの大統領であった時)ホワイトハウスに見学ツアーが来ていて、その中にヒラリーさんの元彼が混じっていた。勿論外国ではあまり隠すこともないらしい。彼を紹介したりしたのだが・・・・・・。見学者が帰った後、ビルクリントン大統領がヒラリー夫人に「君は僕と結婚して良かったじゃないか?」「こうしてファーストレディーにもなれたじゃないか。」と言うと「そんなことはないわ。私が彼(元彼)と結婚したら彼が大統領になっていたわ!!」と言ったのだという。そんなエピソードだ。
ヒラリーさんは、今までの人生で初めてで一番大きな敗北を経験したんだろうな。

2016年11月7日月曜日

「ぶら下がる」OR「ぶる下がる」 (Japanesr dictionary "KOZIEN")

前回のブログに書いた「ぶる下がる」「ぶら下がる」について・・・・・・➡➡ しつこいね!!!(笑)

私はこんな風に使い分けているのだが・・・・・・・・
例えばヘチマを例にするとヘチマが自然に棚に垂れ下がっているときには
「ヘチマが棚にぶる下がっている」と「ぶる下がる」を使い
例えばそのヘチマを垂れ下がるような状態に(多くの場合は人間が)する時に
「ヘチマを壁にぶら下げた。」と言うような使い方をしているのだ。

ネットで調べたけど、良い答えが見つからず・・・・諦めかけていたのだが「そうだ!!『広辞苑がある』・・・・」と気づいた。

久しぶりに埃のかぶった「広辞苑」を取り出してページをめくってみた。すると「ぶる下がる」という言葉は載っていないのだ!!!つまりそんな言葉はないという事らしい。「ぶら下がる」については次のような説明がしてあった。
①ぶらりと垂れ下がる。さがる。
②目先にちらつく
③自ら努力せずに、他人に寄りかかる。おんぶする。

また、パソコンを使って検索の言葉を変えて、調べてみたら「ぶる下がる」「ぶら下がる」の項目があり、「ぶる下がる」は東京、群馬、茨城などの関東地方の方言であると言う記事もあった。
したがって、ぶる下がるというのは言葉として正確ではなく、「ぶら下がる」が正しい表現と言うことになる。早速、ブログを訂正した。

広辞苑の③の意味を使って文章を作ると

私は今回他人にぶら下がることなく、「広辞苑」を使って「ぶら下がる」の意味を調べた。と言うことになる(笑)

2016年11月5日土曜日

奇妙な喜び ( Mysterious feeling )

住んでいる地域の図書館に「リクエスト制度」があることを知って、本のリクエストをした。リクエスト制度と言うのは、自分が読んでみたい本を図書館にリクエストして購入してもらう制度だ。地域の市民であれば10冊までリクエストできるらしい。

まず最初にリクエストしたのは、上原善広著 「一投に賭ける 溝口和洋 最後の無頼派アスリート」で、やり投げの元日本チャンピオン溝口和洋のことが描かれた本だ。それから、ハンカチ王子斎藤佑樹と再試合の末に敗れ甲子園の三連覇を逃した駒澤大学苫小牧高校野球部の監督を描いた、中村 計著「勝ちすぎた監督 駒澤苫小牧高校 幻の三連覇」をリクエストした。

そして今回、経団連事件や河野一郎邸焼き討ち事件などを起こし、朝日新聞社で拳銃自殺をした野村秀介の苛烈な人生を描いた、山本重樹「激しき雪 最後の国士 野村秋介」をリクエストした。

先週「激しき雪」が届いたというので貸し出しをして、今日、読み終えて図書館に返却に行った。すると「この本は貸し出しのリクエストが入っているので、貸し出し延長が出来ません。」と言われた。その時に「何とも言えない喜び」を感じた。何と説明したらいいのだろう??ついでに図書館のコンピューターを使って、私がリクエストして購入してもらった本の貸し出し状況を調べたら「一投に賭ける」も「勝ちすぎた監督」も貸し出しされていたのだ!!とても嬉しかった。先程からこの嬉しさっていったい何だろう・・・???って考えている。

閑話休題。
前回のブログ「カラスの逆さづり」の中で私はカラスが逆さづりになっていることを「カラスが電線にぶる下がっているのだ。」と書いたのだが、知り合いの人が、「私はそのようなときに『ぶら下がっていると表現する』とメールしてきてくれた。「ぶら下がる」「ぶる下がる」どちらが正しいのか?調べたけれど分からないのだ。わかる人はいませんか??

2016年11月2日水曜日

カラスの逆さづり ( I saw an unusual scene. )

秋が深まり、通り向こうのお宅の庭のカキの木にたくさんのカラスが止まるようになった。朝から「ガーガー」やかましい。我が家の前の電信柱にもたくさんのカラスが止まるようになったのだが、珍しい光景に出会った。ビックリして思わず、隣のリフォーム店の店員にも見るように促した。「あれ!!感電して死んでいるの??」がその店員の第一声だった。

カラスが電線にぶら下がっているのだ。黒いので丁度コウモリが止まっているようにも見える。何とかして写真に収めたかったのだ・・・・・が、普段私がカラスを見ると石を投げたり、大きな音を出したりしているので、私の姿が見えるとすぐに飛び立ってしまい、写真にとることが出来なかった。ネットで画像を探すと沢山のカラスが電線にぶる下がっている写真が見つかった。結構たくさんのカラスが同じようなことをしていることが分かった。しかし何故そうしているのか?よくわからない。画像を検索しているときに、ようやくそれらしい答えが見つかった。
カラスについて、研究者が語っているのだ。

「そうですね。鳥の中でもカラスは飛び抜けて賢く、時に思わぬ行動を見せてくれる最高に面白い鳥ですね。最も興味深いのは、遊びに類する行動でしょう。例えば、電線にと留まっているカラスがいきなり逆さにぶら下がり、しばらくして電線をつかんでいる足をパッと放す。落ちるのかと思うと、サッと翼を広げて飛んでいく…といったような行動をするんです。また、公園の滑り台で遊んだりもするんですよ。雪の積もった斜面を繰り返し背中で滑っているカラスもいるんです。「遊び」のような行動をたくさんするのです。」

犬は子犬の時にはじゃれついて遊んだりするけど、成犬になれば寝てばかりいる。猫もしかり。多くの動物は食事と生殖の時以外は寝ていることが多い。人とかカラスとか頭のいい生き物は遊ぶことが出来るんだね。

2016年11月1日火曜日

ウィスキー ( I bought the whiskey. )


友人のN君にウィスキーのことを教えてもらおうと思ってメールした。
 

「ウィスキーを買うときにお勧めの銘柄とか国産がいいよとか、値段はこれ位は出さないとダメとか・・・・ありますか???あったら教えて下さい。」
 
こんなザックリした、何とも大まかな質問(花を植えるんだけど、何を植えたら良いのかな?なんて聞かれたら困るよね!!)自分がされたら困るよな~と思いつつメールを送ったのだが・・・・・。なんと優しいN君は返事をくれたのだった。
 
「ウィスキーは世界的にはスコッチ、アメリカン、カナダそれに日本が四代産地です。やはりお勧めはスコッチです。そのスコッチも蒸留所の場所によりスペイサイド、ローランド、アイラ、オークニーなどに分かれており、それぞれに特徴があります。最もポピュラーなのはスペイサイドで、最も癖が強いのがアイラです。スコッチもシングルモルトとジョニーウォーカーやグレンリベットのようなブレンディッドに分かれています。シングルモルトのお勧めは、スコッチの王様といわれるマッカラン(地元の人はマッカーランと発音していました)です。蒸留した年数によって値段が異なりますが、いずれも美味しいですよ。オークニー諸島物ではハイランドパークが美味しいし無難です。癖の強いアイラ物ではアードベッグ、ラフロイグ、ボウモアなどがありますが傑出しているのはラガヴーリンです。また、余り知られていないようですが潮の香りが強いタリスカーも美味です。それぞれ数千円から数万円の品まであるので財布と相談するとよいでしょう。あるいは静岡市の濱村屋に行けば若旦那?がいろいろ教えてくれるかもしれません。また草薙のリバティという店も品揃えが多いです。ジンはロック、炭酸割り、ストレート、飲み方はいろいろですが、ウィスキーはやはりストレートが一番美味しいですよ。香りを楽しみ、口に含んで楽しみ、飲んだ後の残り香まで楽しめます。香りの華やかさを楽しむにはウィスキーと同量の水を足してグラスをそっと回すと次第に香りが立ち上ってきます(わたしは勝手にウィスキーを「飲む宝石」と呼んでいます)。ストレートで飲んで強すぎるようなら、チェイサーと言いますが、飲んだ後に水を飲むといいです(酒に強い人はチェイサーとしてビールを飲むそうです)。F市に取り扱っている種類の量が非常に多い店(バー経営者などのプロも買い付けに来ています)があるので、こちらに来る機会があったら紹介します。これから寒くなるので酒は日本酒、ウィスキーがぴったりだね。」

こうして優しく教えてもらったにもかかわらず・・・・・お店に行ったら、あまりの数の多さに圧倒され、「初心者にピッタリ」という売り場の案内の言葉につられて、アバフェルディーというスコッチを買ってしまいました。N君、ゴメンナサイ🙇
 
 

 
 

2016年10月27日木曜日

アサガオ ( morning glory )

ここ数年、あまり見かけない濃い色のアサガオがあちことでよく見られる。濃い色ブルーの色が特徴なだけでなく、株がとても大きいのも特徴だ。また普通の種類のアサガオの季節はもう終わっているころなのに、今頃が開花の最盛期である・・・・・というのもこのアサガオの他のアサガオに無い特徴なのだと思う。名前を「琉球アサガオ」という。

このアサガオ、まだまだ普通のアサガオと違うところがあって、多年草で、種ではなく挿し木や株分けで増やしていく。まだある。アサガオは英語で「morning glory」というように、朝咲く花であり、昼間はしおれてしまうのだが、この「琉球アサガオ」昼間になっても咲いている。などと偉そうなことを言っているが、我が家には無い。
それはこのアサガオの一番の特徴である大きさを脅威に思っているからだ。散歩の途中にあるこのお宅の庭。2年ほどでこんなにも繁茂してしまい、おそらく数年先には、絡みつかれている樹木は枯れてしまうのではないだろうか??絡みつかれた樹木が枯れてしまったり、元気をなくしてしまったりしている様子はよく見かける。

2016年10月25日火曜日

名前 ( Do you knoe this name ? )

「小倉錦」「錦秋」「琥珀」「楊貴妃」「更紗」「幹之」「雪の誉」・・・・・一体何の名前かわかる人はあまりいないのではないだろうか。これは、メダカの品種名だ。メダカは今、新しい品種が次々に出てきて白いメダカや青いメダカはともかく、今や二色や三色の斑のメダカさえもいる。その新しい品種を作り出した人(正確に言うと作り出した品種を固定した人)が命名して売り出すのだ。

なるほど・・・・って思う名前のメダカもいれば、凝りすぎだな・・・って思ったりするメダカもいる。先日NHKの「所さん大変ですよ」という番組を見たら、「メダカが盗難にあっている」という内容の番組を放映していた。たびたびブログに載せるように、私はメダカを何十年も飼育しているので、内容が気になって観ていたら、要はメダカがブームになっていて、盗難があるほどだ・・・、と言う内容だった。その中で、沢山のメダカを飼育していてしかも新しい品種を多く作り出している人を紹介していて、その人がもともとは「サツキ」を栽培している人であることを知った。サツキは「栄冠」とか「深山萬月」とかなかなか凝った名前の品種が多い。元サツキの栽培を商売としている人がメダカの販売(飼育や品種改良)に転向する人が多いのだそうだ。もともと広い土地があることがその理由のようだが・・・。だからメダカの名前も凝った名前が多いことを知って、長年の疑問が解けた気がした。ちなみに上の写真は「二色のぶちメダカ」「更紗」だと思う・・・。(我が家にもいますよ!!!笑)

2016年10月22日土曜日

白鷺 ( Memories of the bird )

散歩の途中で「白鷺」(シラサギ)を見かけた。稲を刈り取った田圃の水たまりにいて、エサを探しているようだった。白鷺には思い出がある。
あれは、私が高校3年生の夏休み、夏の甲子園大会の地方予選の応援に行く時のことだった。私の通っていた高校は市の東の外れにあったので自転車通学の生徒が多く、地方球場に行く場合は、バスの発着場所を、市の中心部にある駿府公園にしていた。

私の家は駿府公園からは近くだったので、その朝、歩いて駿府公園に出掛けると、途中で「白鷺」がフワ~と舞い降りてきたのだった。(弱って舞い落ちてきたのだった)舞い降りた白鷺を見ていると、野良猫が近づいてきたので、猫を石をぶつけて追い払い、白鷺を捕まえて自宅に戻り、飼っていたチャボを小屋の外に出し、とりあえずその小屋の中に入れて、高校野球の応援に出掛けた。帰ってきてから、ミミズやチャボのエサなどを与えていると、仕事から帰ってきた母親から「こんなに珍しい鳥を飼っていいはずがない!!」「とりあえず交番に届け出なさい。」と言われ、交番に行くと、「取り扱いを調べて、連絡するからとりあえず預かっておいてほしい。」と言われた。最終的には、私が「遺失物放棄」(拾った物の権利を放棄する)のサインをして、鳥については、「野鳥の会」の人から、近くの浅間神社の山頂で放鳥するように言われたとことだった。そのお巡りさんが、白鷺を抱いて持って行こうとすると、白鷺が長い首を延ばしてお巡りさんの顔を突こうとして暴れたのだった。怖くなったお巡りさんは「僕、元気だからダイジョブだよね!!」といって私の家の庭から放鳥してしまったのだった。・・・・・・・・

などと昔のことを思い出しながら、今朝の田圃の白鷺を見ていたら、奇妙な行動が目についた。白鷺はじっと水面を見ていたかと思うと、片足を何度も何度も動かして水をかき回してから、水中のエサを捕まえるようだった。きっと、足で水底にいる魚や虫を脅かして動き出したところを見つけて捕まえるのだろう?何か大発見をしたようにうれしかった。

2016年10月20日木曜日

 百舌鳥 ( Bird hunt the lizard. )

家人が「レモンの木にトカゲが串刺しにされているんだけど‥‥。」とのこと。見に行くと、確かにトカゲがレモンの木に串刺しにされている。百舌(モズ)の仕業だ。

モズは「百舌」とも「百舌鳥」をも書くようだ。百の舌というのは、モズは色々な鳥の声を真似てさえずることからこの名前が付いたらしい。またモズは、百舌の早贄」(モズのはやにえ)と言って、捕らえた虫・蛙やトカゲなどを木に刺しておく習性があり、これはエサの少ない冬の時期に食べるための行動という説や、餌付けされいうたモズもはやにえをすることから、モズの本能によるものではないかという説もある。
また最近では、モズは他の鳥のように足で挟んで(押さえて)食べることが出来ないので、枝に挿して食べるという説も有力になっているようだ。

いずれにしても「気持ちが悪い。」という家人の訴えもあり、枝から外して土に埋めて置いた。

2016年10月19日水曜日

ナメクジ (「ナメクジ」is known as the "slug" in English. )

ナメクジのことを書こうとしている。ナメクジのことを英語で「SLUG」(スラッグ)と言うらしいのだが、そのスラッグがおそらく名前の由来である「スラゴ」というナメクジの農薬の話だ。

白菜の苗を植えたのだが、一番頭を悩ませているのがナメクジの被害だ。他の害虫と違って夜になってから出てきて食害を及ぼすので、見つけることがとても困難なのだ。今までは「ナメキール」という農薬を使っていたのだが、この農薬は白菜の苗のそばに散布しておくと、きっと美味しそうな匂いを放つのだろう、ナメクジがこの薬を食べて、動けなくなるのだ。朝畑に行くと、沢山のナメクジが転がっている。(苦しそうにもがいている感じ)これは、この農薬を食べると体が痺れてしまい、動けなくなるので、日中の日差しで乾燥して死に至らしめる・・・・。という薬なのだ。(だから、翌日が雨だと、ナメクジの痺れが回復してしまい、逃げ出してしまうという難点もあるのだ。)今回、ホームセンターの店員さんの勧めもあって「スラゴ」という農薬を手に入れて散布してみた。あまり効果が見られないのだ。(ナメクジの死体が見られない。)製造元の薬品メーカーに電話をしてみた。(内容が長いので、電話で聞くことにした。)聞きたかったのは「ナメキール」などの薬剤との違い、なのだ。

担当者が教えてくれたのは「ナメキール」などの薬剤は素人向けの言葉で表現すると「痺れ薬」のような薬剤で「スラゴ」は「食中毒」を起こさせるような薬剤であること。だから、翌朝に「ナメキール」の場合は弱った個体を見ることが出来るが、「スラゴ」は本来の場所に戻ってそこで薬剤が効果を発揮して死に至る。そんな説明だった。それから何日か経って、畑を見ているのだが、白菜の食害が本当に減ってきている。確かに「スラゴ」はよく効いているのだ。
でも・・・・・・私みたいな人間はどちらかと言うと「憎っくきナメクジ」なので、苦しんでいる姿をみてスッキリしたいという残酷な気持ちもあるのだ。

2016年10月17日月曜日

葉巻虫 ( The insects live in the wound leaves. )

最近オクラの葉が巻いていることが多い。(写真は上)巻いている葉を取って開いてみると、中から幼虫が飛び出てくる。
名前を知らないので適当に「葉巻虫」と打ち込んだら、その幼虫のページを見つけることが出来た。この虫はワタノメイガ(葉巻虫ガとも呼ぶらしい)の幼虫でオクラの葉につくことが多いらしい。葉を巻きこんで、その中で生活するのはエサが周りに潤沢にあるのだから便利だろうし、天敵の鳥や蜂などの昆虫からも姿をくらますことができる。またこのことを考えて葉を巻きこんだのではないだろうが、人間が殺虫剤をまいても、体のかかることもない。

本当にいいことずくめだと思うのだが・・・・・、自分が住居を食べていくわけだから、食べれば食べるほど自分の居住空間が壊れてしまうことになる。そこでこの「葉巻虫」は葉を食べるときに、他のガの幼虫とは違って葉の表面を削るようにして食べる。だからよく観察すると葉脈が残ったような食べ跡(葉がレース状になっている)を見ることが出来る。

2016年10月13日木曜日

イモリとヤモリ ( Please tell me the difference. )

Facebookに知り合いの人が「イモリ」と「ヤモリ」の違いを教えて!!と書き込んでいた。私は一応「ヤモリは家守り(やもり)家の壁などにいます。ちなみに爬虫類。イモリは別名「赤ッパラ」腹が赤いです。水の中にいることが多いです。ちなみに両生類です。」と書き込んでおいた。知り合いの人はお礼と「私も思った通りでした。」と返事をくれた。今日になって何となく気になって、ネットで調べていたら知らないことや、勘違いしていることも見つかったので書いてみたい。

まず名前についてであるが「ヤモリ」が「家守」が語源で家を守るように屋内にいることが多い。イモリは「井守」と書いて「井戸を守る」ように井戸や池のように水のある所にいることが多い。

ヤモリは爬虫類で、イモリは両生類(両棲類)であるが、両生類は両方(水と陸)で生活できることからこの名前がある。両方とも卵を産んで繁殖するのだが、両生類の卵は殻がなく、そのために水の中でしか卵をを産んだり育てたりすることが出来ない。逆に爬虫類は卵に殻があり、乾燥に耐えられるように進化したと考えられている。
また両生類は、魚類から進化して初めて陸上に上がった生き物で、皮膚がヌルヌルしていることが多い。爬虫類は皮膚がウロコ状でこれも乾燥に耐えることが出来るように進化したと考えられる。
卵から生まれたときには両生類は「幼生」(カエルのオタマジャクシが典型だ。)であるが、爬虫類は親と同じ形をしている。
いずれにしても、両生類から進化(分化)したものが爬虫類であり、その進化の方向は乾燥に耐えるという方向性にあった。そのために皮膚をウロコで覆い、卵の殻を作ったと考えることもできる。こうしてみると、魚類、両生類、爬虫類・・・と進化の過程をたどるように考えられる。

Uさんがこのブログを読んでくれるといいんだけどな!!

2016年10月12日水曜日

扇風機  ( Do you know this ? )

急に涼しくなってきたので、扇風機を片付けた。ご存知の通り扇風機の羽を取り外したり、取り付けたりする時には普段のねじの方向とは反対の方向に回さなければならない。(面倒な話だ。)なぜなのかはよく分かる。要は扇風機の回る方向と同じ方向にねじが切ってあったら、扇風機の羽はずっと回転しているわけだから、だんだんと緩んできてしまう。だから取り付けは反対方向にしてあるというわけだ。でも今日の私は・・・・・妙に気になって・・・・・なぜモーターを反対回しにして取り付けのねじを本来の方向にしないのだろう???消費者のご機嫌伺いがとても行き届いた日本のメーカーなのに・・・・・。と不思議に思った。なんだかどうしても知りたくなってしまい、メーカーに連絡を入れようとしたのだが、メールがウマくいかない!!!迷惑を承知で電話をしてみた。

係の人の話は大体次のようなことであった。「お客様のいう事はよくわかりますが、最初にこの方向で扇風機は作られたので・・・・・、もし逆回転の扇風機を考えますと、モーターだけでなく羽も変えなくてはならず、その金型が何億円もかかってしまいます。その分をお値段に上乗せするとなると、扇風機の値段がとても高価になってしまいます。それで今の形のままでずっとある・・・・・。」ということらしいのだ。

意味もなく「日立製作所」に連絡を入れたのだが、受付の方も技術担当の方もとても親切で有り難かった。

2016年10月9日日曜日

勝ちすぎた監督 ( high school baseball )

「勝ちすぎた監督」 中村 計著  

新聞の書評で上記の本が紹介されていた。市立図書館に「リクエスト制度」があることを知り、リクエストして購入してもらった。2004年・2005年と夏の甲子園大会を連覇して2006年には決勝戦に進み「ハンカチ王子」斎藤佑樹の早稲田実業に敗れて準優勝した駒澤大学苫小牧高校の事を(特に監督の香田誉士史について書かれている)描いた本である。

私も北海道の学校が甲子園で優勝することの重みは凄いことだと思っていたのだが、本当に当時の反響は、特に北海道では凄まじいものがあり、例えば新聞は翌日まで輪転機を回しても間に合わないほど売り切れ、決勝戦の様子は札幌競馬場のターフビジョンが甲子園中継に切り替わり、北海道を走る特急オホーツクの車内アナウンスで快挙を伝え、車内は歓声と拍手に包まれたのだそうだ。雪国の甲子園の活躍は勿論、優勝など遠い事だと思われていた(優勝旗の白河の関越えは東北・北海道の悲願であった。)のだから、本当に快挙だったのだ。しかも連覇を果たすのだ。

沢山の工夫された練習も紹介されていて、面白かったのだが、中でも「想定練習」というのが凄いと思った。ボールを使わずに守備と攻撃に分かれて、打者役の選手は「レフトに大きな当たり」と言いながら走り出す。すると3塁にいたランナー役の選手はタッチアップの準備をし、一塁ランナーは1、2塁の間のハーフウェイで立ち止まる・・・・・。さらにバッター役の選手が「レフトがファンブル(エラー)」と言ったら、更にもう一つ塁を進める準備をする・・・・といった具合。息があってくると、「レフトフライ」と言うと、守備側も攻撃側も(本当は打球は飛んでないにもかかわらず)打球を見るために動かす首の動きまで揃うようになるのだそうだ。この動きがアタフタする選手は実際にボールがある場合も正しい動きが出来ないのだそうだ。

また大リーグに行った田中将大選手はキャッチャーとして駒澤大学苫小牧高校に入学、最初はピッチャーもできるキャッチャーであったらしい。監督は「強肩で、おそらくキャッチャーとしてもプロ野球に行ける力があった。」という。ハンカチ王子、斎藤佑樹との投げ合いについて「観客全員が早稲田の優勝を望んでいたような試合だった。」と、田中投手は振り返っている。

また、優勝が重なり、甲子園に出場することが当たり前にようになると、教職員や後援会もそんなに甲子園に行くことを望まなくなり(確かに甲子園に行くことになると、夏休みが無くなることになる職種もあるのだ。)監督はだんだんと居場所がなくなってくる。そして最後には北海道を離れることになってしまうのだ。
確かに、例えば横浜高校の渡邉監督は知っていても横浜高校の校長の名前は誰も知らない。しかし監督と校長、教頭、後援会・・・・人と人のドラマはあるのだ。久しぶりにグングン読み進んでしまう楽しい本だった。