2014年2月13日木曜日

鉄屑を集める ( Friend of my childhood )

畑を貸してくれているMさんと話をしていたら、農作物の話からMさんの若い頃の話になり、若い頃、道路を掘り起こす工事をしていたら、地中から水道管が出てきて、当時は鉄屑が高く売れたので、掘り起こして鉄屑屋に売ろうと仲間と結託して水道管にツルハシを入れたらその錆びた水道管が生きていて、水道水が吹き出て大騒ぎになった話を懐かしそうに笑いながら話してくれた。(当時は鉄が貴重であったのだ。)
私にも、鉄屑に関する思い出がある。小学校の低学年の時によく遊んでもらっていたのは、近所の大工の息子Yちゃん(4才上のガキ大将)だった。Yちゃんはある時「遊ぶボールを買うために鉄屑を拾って売りに行こう。」と言いだし、みんなで鉄屑を拾った思い出がある。当時のガキ大将は力だけでなく、知恵もあったのだろう。拾った鉄屑の中から缶を選んで、空き缶の中に石を詰めて重さを誤魔化したりして・・・・・何度か近くの鉄屑屋に集めた鉄屑を売りにいった。ようやくソフトボールを買い、そのボールで草原で遊んだものだ。苦労して買ったボールだったから、遊んで草むらにボールが入ってしまっても暗くなるまでみんなで探したものだ。最近はサッカーが盛んで、ソフトボールはお目にかからないが、サッカーボールが道路に落ちていて、雨に濡れていたりするのを目にすると、物が豊富にあることが本当に幸せなのかと疑問になる。
Yちゃんは大工になってお父さんの跡を継いだ。最近会ってないけど・・・・・お元気かな??

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